2013年10月09日

メディアで注目。ガスタービン・コンバインドサイクル

姫路第二発電所姫路市飾磨区

原子力よりも熱転換効率がいい、GTCC(ガスタービン・コンバインドサイクル発電)方式の発電所が、計画を前倒しにして姫路にどんどん造られています。

関電の姫路第2火力3号機、前倒し試運転 冬の供給力上積み(日本経済新聞)
関西電力は7日、姫路第2火力発電所3号機(兵庫県、出力48.65万キロワット)の試運転を始めたと発表した。当初計画より約1カ月の前倒しとなる。
(中略)
姫路第2火力は天然ガスを燃料とする発電所で、関電は全6基を「コンバインドサイクル」と呼ぶエネルギー効率が高い設備に更新中。1号機は8月に営業運転を、2号機は6月に試運転を開始した。
脱原発の切り札として、メディア等でGTCCを宣伝する人も・・。

竹田恒泰 インタヴュー|瓦礫に向かって黙祷を捧げる陛下の後ろ姿から 我々は想いを感じとらなければいけない(ローリングストーン日本版)
天然ガスを燃料とした発電設備で、昔から原発の代替と言われてます。新型のものでは、熱転換効率は約60%。通常の火力発電と原子力発電は30〜50%ですから、マジックと言われているくらいのありえない転換効率です。極端に言えば、今ある火力発電所をすべてGTCCに置き換えた場合、従来どおりの燃料で原発分を含めて発電できます。
竹田恒泰さんは、読売テレビの番組のほか、最近はクイズ番組などにも出演されています。

参考
関西のエネルギーシフト。福井から姫路へ(372log@姫路)
姫路第二、今後3年間の増加分で大飯1基を上回る(372log@姫路)
世界最高の発電効率。播磨製ガスタービンを世界へ(372log@姫路)
効率は原発の約2倍! コンバインドサイクル発電(日刊SPA!)

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります


同じカテゴリー(科学)の記事
 ビルの屋上で風力発電 (2019-02-15 20:47)
 世界最大級の研究所が播磨にあった (2018-10-21 00:00)
 「知の播磨」で、ノーベル賞目指す寺西信一氏 (2017-12-11 23:02)
 「本に書いてあることを信用しない」 イグノーベル賞 東山教授 (2017-09-09 14:54)
 日本人初、エリザベス女王工学賞受賞 (2017-02-13 22:03)
 立派な土俵か、人が気づかない土俵か (2016-10-12 00:00)

Posted by miki at 00:00│Comments(0)科学
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。