2013年04月12日
アジアの大学ランク1位は東大。人口比で香港、台湾

Asia University Rankings 2013 Top 100(Times Higher Education)
昨年、香港に行ったとき、現地のガイドさんが「香港の大学の世界的な評価は高く、東大より香港の大学のほうが上だ」と自慢していました。
しかしランキングによっては、東大のほうが上位ですね。
東大トップ、京大7位…英誌のアジア大学ランク(YOMIURI ONLINE)
英高等教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は10日、アジア地域(アジア、中東)の大学ランキングを初めて発表し、日本からは東京大が1位に入るなど、22校が100位以内に入った。日本(22校)、台湾(17校)、中国(15校)の上位3カ国で100校のうち過半数を占めます。
順位付けは、研究者による評価、論文の引用数、指導環境などを総合した評価に基づいている。日本以外では、台湾大など17校が100位以内に入った台湾や、10位以内に浦項工科大など3校が入り、100位以内に14校が入った韓国などが健闘した。
ただ、人口比でいけば、香港、台湾がダントツ。次いで韓国、レバノン、UAEと続き、日本は6番目。
日本でどんな大学が100位内に入っているかといえば、ランク順に
東京、京都、東京工業、東北、大阪、名古屋、首都大学東京、東京医科歯科、筑波、北海道、九州、慶應義塾、早稲田、順天堂、広島、大阪市立、神戸、千葉、東京農工、岡山、金沢、横浜国立学習環境、国際性、産業収入、研究成果、引用数の評価項目のうち、産業収入が評価されている日本の大学が多くあります。
国際性はやはりどこの大学も得点が低いですが、日本に限らず、台湾・韓国・中国など、非英語圏は総じて低く、シンガポールや香港などの英語圏は、国際性の得点で稼いでいます。
非英語圏で国際性の点数が低いのに、人口の割にランキング校の多い台湾は要注目です。

Posted by miki at 01:00│Comments(0)
│学校