2013年01月25日
日本はアジアの「サウジアメリカ」になれるのか

米国がサウジアラビアを抜いて、世界最大の石油生産国になるかもしれません。
「サウジアメリカ」効果で原油価格は下がるか?(JB PRESS)
人はこれを「サウジアメリカ」と呼ぶ。米国の石油生産量が急増しており、2010年代末には原油の純輸出国になるとの予測が一部で出ているのだ。日本海メタンハイドレートの開発に、1000億円単位で資金を投じろという声も出てきました。
(中略)
エタンなどの天然ガス液(NGL)を含めれば2017年までに米国はサウジアラビアを上回って世界最大の石油生産国になると予測するところもある。
メタンハイドレートに大規模投資を 日本版“シェール革命”は可能だ(MSN産経ニュース)
米国ではシェールガス、シェールオイルの開発でエネルギーコストが格段に低下し、米国産業のカンフル剤になりつつある。この「シェール革命」の日本版を実現するために、政府は大胆な資金投入に踏み切るべきだ。1年ほど前と状況が激変しているのは喜ばしいですが、今年、さらに具体的な工程が見えてくるでしょうか。
(中略)
シェールガスの掘削技術は2000年代半ばにかけ急速に進歩し、産出量が右肩上がりに増大した。メタンハイドレートの開発でも、政府が1000億円単位で資金を投入すれば、本格的な生産が可能になるまでの時間が大幅に短縮され、日本経済の構造を劇的に変化させる局面が、想像以上に早く到来することになるだろう。
参考
経済産業省も向かう、日本海のメタンハイドレート(372log@姫路)

Posted by miki at 02:27│Comments(1)
│政治
この記事へのコメント
国産のエネルギーが確保できることで、対外的に有利な取引ができる材料にはなると思いますが、投機による市場価格の高騰が何らかのきっかけで起きることもあるので、安心はできません。
戦後このかた、国内の産業で「鉱業」はかなり衰退してしまいましたが、メタンハイドレードで盛り返すのでしょうか?多くの人々を養っていけるだけの付加価値のある産業になればいいのですが。
戦後このかた、国内の産業で「鉱業」はかなり衰退してしまいましたが、メタンハイドレードで盛り返すのでしょうか?多くの人々を養っていけるだけの付加価値のある産業になればいいのですが。
Posted by OSA at 2013年01月25日 23:50