2012年09月02日
津波による浸水想定区域図


兵庫県は、東日本大震災を受け、想定される津波の高さを2倍に引き上げて浸水範囲を示しています。
兵庫県津波被害警戒区域図(暫定)、兵庫県津波浸水想定区域図(暫定)(兵庫県)
東日本大震災では、従来の津波浸水予測図で考慮されていない規模の津波により多くの住民の生命が失われました。でも、あまり知られていないようです。
このような教訓を踏まえ、本県では、津波対策を見直すこととし、このたびその概要をまとめました。
その中で現行の地域防災計画で想定している津波高を暫定的に2倍程度とし、その津波高と同じ標高の等高線を警戒区域として示した「兵庫県津波被害警戒区域図(暫定)」と防潮堤を越える高さや時間に応じ、陸域に流入する水量を計算し、浸水する面積を解析した「兵庫県津波浸水想定区域図(暫定)」を作成しました。
津波警報「すぐに避難」は35% 免許更新者調査(神戸新聞)
県が昨年10月に公表した津波被害警戒区域について、45%が「知らない」、44%が「知っているが詳しく見ていない」と回答。「(図を見て)自宅や職場の被害を確認した」としたのは、わずか11%だった。私も知らなくて、今回確認しました。
ちなみにミナト神戸はこんな感じ。


兵庫県津波浸水想定区域図(暫定)(神戸)(兵庫県)
参考
逼迫する大阪湾上空。迫り来る東南海、南海地震(372log@姫路)

Posted by miki at 00:23│Comments(0)
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