2012年03月17日
資源大国日本へ。姫路にメタンハイドレート火力発電所の可能性
姫路市文化センター(姫路市西延末)
昨晩ははりまフォーラムに参加。自ら姫路は故郷の1つとおっしゃる青山繁晴さんの講演と、石見姫路市長、山陽特殊製鋼小林正治氏、国土交通省茅野氏、残間里江子氏を含めたパネルディスカッション。
パネルディスカッションでは、小林氏に日本の部品製造業の強さを改めて教えていただきました。家電や自動車メーカー等のアセンブリ(組立型)分野は海外に負けたり出て行ったりしているが、部品製造業は簡単に負けない。負けるものかという気概を感じました。しゃべり口調が柔らかいので、逆に説得力がありました。
青山繁晴氏は、自ら代表を務める独立総合研究所が推進するメタンハイドレートのエネルギー化の話題等をお話しされました。
メタンハイドレートは100円ライターで簡単に火がつくほど効率のいい燃料。太平洋側は採掘コストがかかるが、日本海側には採掘コストがほとんどかからない状態で大量に存在する。
アメリカも日本は「(石油業界などの既得権益者により)隠された」資源大国だという認識を持っている。
(電力需要の多い)太平洋ベルト地帯から見て、日本海に比較的近い姫路に、メタンハイドレートの火力発電所ができる可能性がある。
総じて言えば、日本は現在非常に深刻な状況だが、資源大国になる可能性があり、それは(資源のない日本ゆえ起きた)太平洋戦争なども引き起こさない世の中にもつながるとの非常に明るいお話でした。
主催は播磨臨海地域道路網協議会で、全体として播磨沿岸に高速道路を造ろうという話を盛り上げる会で、姫路バイパスが6万台の規格に対し12万台走っているという話が出ていました。
姫路バイパスが混雑する理由の1つが、無料だというのがあります。山陽道や中国道の料金が高く、「言うだけ番長」の集まり民主党は無料化を真面目にやらないので、姫路バイパスに車が入り込んでくる。
浜国の「無料」バイパスを造れば状況が改善するのはその通りだと思いますが、「高規格道路」を造るという話ではあっても、無料なのか有料なのかもわかりません。
仮に有料だった場合、阪神高速湾岸線のようにガラガラのしかし立派な3車線道路みたいなものができるのではないか。空港が2~3個ぐらい造れるような巨額予算を投じて、阪神高速湾岸線みたいな大して使われない無駄道路ができるのではないかと心配しています。
出席していた国会議員の赤松氏は、以前自身のブログで、「今ある道路を活用し、いかに今の市町づくりを活性化するかにもっと腐心すべきではないか」と書いておられましたが、昨日そういう言及が無かったのは非常に残念でした。
参考
独立総合研究所・青山繁晴氏が姫路に帰ってくる(372log@姫路)
「メタンハイドレートは資源ではない」石井吉徳・元国立環境研究所長(オルタナ) - メタンハイドレートに否定的な意見。日本海のことについては述べられていないようですが。
姫路は、世界の大動脈へのアクセス拠点(372log@姫路) - 姫路は太平洋ベルト地帯に属していながら、日本海にずいぶん近い位置にいるなぁと思わされます(ブログより)
中国・山陽自動車道を活用しよう(372log@姫路)
播磨臨海地域道路推進。課題は5600億円の建設費(372log@姫路)
全身「湿布女」になっています。(残間里江子ブログ 駄目で元々、雨、アラレ。) - 姫路は、2000人は入るという、ホールが満杯になるほどで、地域の人たちが、東日本大震災を経て、この先どのように「地域力」を、育てていけばいいかについて、真剣に考えていることが窺えた。(ブログより)(2012.3.18 追記)
昨晩ははりまフォーラムに参加。自ら姫路は故郷の1つとおっしゃる青山繁晴さんの講演と、石見姫路市長、山陽特殊製鋼小林正治氏、国土交通省茅野氏、残間里江子氏を含めたパネルディスカッション。
パネルディスカッションでは、小林氏に日本の部品製造業の強さを改めて教えていただきました。家電や自動車メーカー等のアセンブリ(組立型)分野は海外に負けたり出て行ったりしているが、部品製造業は簡単に負けない。負けるものかという気概を感じました。しゃべり口調が柔らかいので、逆に説得力がありました。
青山繁晴氏は、自ら代表を務める独立総合研究所が推進するメタンハイドレートのエネルギー化の話題等をお話しされました。
メタンハイドレートは100円ライターで簡単に火がつくほど効率のいい燃料。太平洋側は採掘コストがかかるが、日本海側には採掘コストがほとんどかからない状態で大量に存在する。
アメリカも日本は「(石油業界などの既得権益者により)隠された」資源大国だという認識を持っている。
(電力需要の多い)太平洋ベルト地帯から見て、日本海に比較的近い姫路に、メタンハイドレートの火力発電所ができる可能性がある。
総じて言えば、日本は現在非常に深刻な状況だが、資源大国になる可能性があり、それは(資源のない日本ゆえ起きた)太平洋戦争なども引き起こさない世の中にもつながるとの非常に明るいお話でした。
主催は播磨臨海地域道路網協議会で、全体として播磨沿岸に高速道路を造ろうという話を盛り上げる会で、姫路バイパスが6万台の規格に対し12万台走っているという話が出ていました。
姫路バイパスが混雑する理由の1つが、無料だというのがあります。山陽道や中国道の料金が高く、「言うだけ番長」の集まり民主党は無料化を真面目にやらないので、姫路バイパスに車が入り込んでくる。
浜国の「無料」バイパスを造れば状況が改善するのはその通りだと思いますが、「高規格道路」を造るという話ではあっても、無料なのか有料なのかもわかりません。
仮に有料だった場合、阪神高速湾岸線のようにガラガラのしかし立派な3車線道路みたいなものができるのではないか。空港が2~3個ぐらい造れるような巨額予算を投じて、阪神高速湾岸線みたいな大して使われない無駄道路ができるのではないかと心配しています。
出席していた国会議員の赤松氏は、以前自身のブログで、「今ある道路を活用し、いかに今の市町づくりを活性化するかにもっと腐心すべきではないか」と書いておられましたが、昨日そういう言及が無かったのは非常に残念でした。
参考
独立総合研究所・青山繁晴氏が姫路に帰ってくる(372log@姫路)
「メタンハイドレートは資源ではない」石井吉徳・元国立環境研究所長(オルタナ) - メタンハイドレートに否定的な意見。日本海のことについては述べられていないようですが。
姫路は、世界の大動脈へのアクセス拠点(372log@姫路) - 姫路は太平洋ベルト地帯に属していながら、日本海にずいぶん近い位置にいるなぁと思わされます(ブログより)
中国・山陽自動車道を活用しよう(372log@姫路)
播磨臨海地域道路推進。課題は5600億円の建設費(372log@姫路)
全身「湿布女」になっています。(残間里江子ブログ 駄目で元々、雨、アラレ。) - 姫路は、2000人は入るという、ホールが満杯になるほどで、地域の人たちが、東日本大震災を経て、この先どのように「地域力」を、育てていけばいいかについて、真剣に考えていることが窺えた。(ブログより)(2012.3.18 追記)
Posted by miki at 11:19│Comments(0)
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