2011年09月10日

少子化でも右肩上がりの大学

近大姫路大学姫路市大塩町

少子化にも関わらず大学定員が増えたり、人気校への集中で、定員割れの私立大学が4割弱もあるそうです。

H23年度4年制私立大学の39.0%で定員割れ(リセマム)
572校のうち入学定員充足率が100%未満(定員割れ)の大学は5校増加して223校。入学者が定員の8割未満が107校、5割未満が16校となり、大学全体に占める未充足校の割合は39.0%(昨年38.3%)となった。
ところが身近なところに、右肩上がりで志願者を増やしている大学があります。

来たれ!!近大姫路大学教育学部へ(内山裕之自然探検・発見・ほっとけん)
近大姫路大学教育学部は今年4年生が誕生しました。やっと4年目のほやほやの学部です。実は1年目は文科省の学部審査が通り、学部が認められたのが、12月末、師走の頃です。ものすごく遅かったのです。だから、募集をかけたのが年を明けてからの・・・・・・たったの3ヶ月でした。
それで1年目、定員80名のところに、わずか36人しか来ませんでした。スタートの地点で定員割れだったのです。
(中略)
少子化で受験生が一般的には減っているこのご時世で、近大姫路大学は珍しく36人 70人 80人 今年は申し訳なく大勢落として88名の合格者と右肩上がりに受験生、合格者が増えています。
小さく生んで大きく育てるとは、このことですね。

グループの近畿大学も調子がいいみたいで、本当に強い大学【2010年版】総合ランキング・トップ100 では全国の国公私立大学で、総合31位まで上げてきています。


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Posted by miki at 00:00│Comments(2)学校
この記事へのコメント
そもそも、大学が多すぎる。工場は世界一(?)なのに、ふるい落とし、評価、落第、の少ない日本の大学は、国立、公立、一部、競争率の高い私立大学を除いて大学のレベルにない。高度成長期なら親も高い授業料を払えたが、定員割れしているような大学には行く値打ちは少ない。三流大学は競争率がある大学にならないと消えていくのは必定。工場では高い品質を誇り、社会施設では名前だけ同じで中身の違うものをランク付けでわからしめている、同じものなら同じレベルでなければ、水平移動できないこれが、社会の流動性をさまたげている。同一仕事、同一賃金(same work,same pay).
水ぶくれになったものが萎むだけの事が次々、続き社会を不安にしている。始めから分かっている事ではないか。同じミスを繰り返すな。
Posted by 大谷 充 at 2011年09月10日 10:21
大谷 充さん

コメントありがとうございます。
Posted by miki at 2011年09月10日 10:29
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