2014年08月12日
1万円預けると5千円しか返さない銀行
東京に若者が集まると、日本の人口減少が加速されます。
「東京一極集中」が招く人口減少の悪循環(先見創意の会)
合計特殊出生率は、全国平均の1.43に比べて、東京は1.13と突出して低い。東京一極集中は地方自治体を「消滅」させるだけでなく、集まった若者の出生率を下げ、日本全体の人口減少のスピードを加速させる方向に作用しているのである。ある人は、東京に若者を送り出すことは、1万円預けると5千円しか返さない銀行に預金するようなものだと言います。
【消滅可能性都市】 藻谷 浩介さん(西日本新聞)
合計特殊出生率が1・1しかない、つまり大人2人に子供が1人しか生まれていない東京都が、このまま存続できると考える方が、およそどうかしている。そんな東京に若者を送り出すのは、1万円預けると5千円しか返してこない銀行に預金をするようなものだ。姫路市・地方中枢拠点都市アドバイザーで元総務大臣の増田寛也氏は、「東京に行かなくてはいけない」という意識を変える必要性を訴えます。
東京の高齢者地方に誘導へ 人口問題で増田元総務相訴える(47NEWS)
大学の地方分散や、国家公務員を地方に手厚く配置したりすることを検討するべきだと指摘。「(地方の住民の)東京に行かなくてはいけないという意識を変えられるかどうかも課題だ」と述べた。人には仕事もあるし家族もあるわけで意識だけでは難しいこともあります。
でもたまに、姫路に帰ってきた人、東京生まれだけど姫路に住み着いた人に出会うと、なんだかうれしくなります。
参考
元総務大臣の増田寛也氏がアドバイザーに就任、姫路市(MSN産経ニュースWEST)
地方が「消滅」し、東京も行き詰まる?(372log@姫路)
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Posted by miki at 20:19│Comments(0)
│社会