2009年01月02日

景気回復は播磨から。世界へ、そして宇宙へ



最近は全国の新聞がネットで読めるので、年頭にあたっていろいろ読んでみました。

いまこそ「地方の地力」発揮を(西日本新聞)
振り返れば、2008年は大きな節目の年と言えるだろう。これまでの既成の制度や仕組み、考え方がまるで通じなくなってしまった感がある。
(中略)
麻生首相は、著書「とてつもない日本」の中で「地方の底力の集合体が日本」であると記す。その考え方が、地域活性化と食料自給力向上という形で新年度政府予算案の重要課題推進枠に盛られた。
地方が元気になれば、国も勢いを取り戻せる。
地方が元気になれば、日本もアジアも世界も元気になれる。関西が元気になるのはタイガース。そして播磨が元気になるにはやはりこれでしょう。

播州の秋祭り総集編(サンテレビ)

今日の10時からです。播磨の祭り屋台は世界を変える・・か?

一方で、播磨は宇宙を支えているんだという記事が毎日jpに載っています。

播磨発宇宙へ:すごいぞ最先端の力(その1) /兵庫(毎日jp)
見てくれ、これが播磨の底力だ--。最先端の播磨パワーが続々と宇宙に進出している。21日に打ち上げが予定されている東大阪産の人工衛星「SOHLA-1」(まいど1号)の弟分、「SOHLA-2」(打ち上げ未定)のアンテナには、西脇市の大手釣り具メーカー「がまかつ」が開発したカーボン釣りざおが採用された。
播磨発宇宙へ:すごいぞ最先端の力(その2止) /兵庫
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が国際宇宙ステーションへの物資輸送手段として開発中の補給機(HTV)の燃料タンク。素材は、神戸製鋼所の技術力が結集したチタン合金だ。
(中略)
神鋼は、金属チタンを高砂製作所で溶解してインゴットを生産、鍛造。これを加古川製鉄所で圧延後、さらに高砂でプレス加工する。
(中略)
94年7月に打ち上げられたスペースシャトル「コロンビア」には、実験用にメダカ4匹が積み込まれた。このメダカに与える宇宙用のえさを開発としたのが、観賞魚の飼料の製造・販売などを手がける「カミハタ養魚グループ」(姫路市南町、神畑重三CEO)だ。
(中略)
ヨット製造からスタートした複合材開発メーカー「カド・コーポレーション」(たつの市龍野町大道)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で次世代旅客機構造の研究開発支援のため、6メートルにおよぶ主翼構造を試作した。
播磨から日本へ、世界へ、そして宇宙へ。地球は不景気で元気がありませんが、播磨は技術を通じて世界だけでなく宇宙とも繋がっているんだということも記憶にとどめておきたいですね。
「よ~いやさぁ」と元気出して、鮮やかに輝く2009年にしましょう。

参考
世間を驚かせるのが好き。播磨のベンチャー企業(372log@姫路) - カド・コーポレーションの話題。
「燦」と輝く一年に 姫路・円教寺で新年の漢字(神戸新聞) - 2009年の漢字は「燦(さん)」。「鮮やかに輝く」という意味だそうです。

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)科学
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