2019年04月03日

医師不足で業務縮小。姫路医療センター

国立病院機構「姫路医療センター」兵庫県姫路市本町

姫路の中核病院で、業務縮小のニュース。

消化器外科を縮小、医師不足のため 姫路医療センター(朝日新聞デジタル)
国立病院機構「姫路医療センター」(兵庫県姫路市本町)が、消化器外科の業務の縮小を決めた。3月25日に一部の外来患者に他の医療機関へ移るよう要請した。センターは「医師不足のため、対応できなくなった」としている。
(中略)
センターでは、脳神経外科でも医師不足のため、2017年秋から手術をやめ、入院も受け入れていない。
原因は医師不足。脳神経外科に次いで、消化器外科も縮小。

県は、修学資金を出して勤務する医師の確保に努めています。

2019年度兵庫県立病院医師修学資金(中播磨及び西播磨枠)貸与者の募集について(兵庫県)
指定病院
兵庫県立姫路循環器病センター
社会医療法人 製鉄記念広畑病院
○国立病院機構 姫路医療センター
日本赤十字社 姫路赤十字病院
赤穂市民病院
○県立はりま姫路総合医療センター(仮称)
 ※2022年度上期開院予定 姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院統合病院
修学資金として、医学生に一定額(1~4年生:月額125,000円、5~6年生:月額175,000円)を貸与し、大学卒業後医師免許を取得して指定病院の医師として勤務すれば、返還免除になります。
兵庫県は医師の偏在が課題なので、姫路および西播磨に勤務することを奨励しているわけです。

こうした施策が身を結ばなければ、姫路にある中核病院の業務縮小が益々進むことになります。

参考
全国有数の医療過疎地・西播磨(372log@姫路)
中流家庭でも余裕「医学部入学」の奥の手(プレジデントオンライン) - 深刻化する医師不足を受けて、地方自治体が医学生向けに独自に設ける奨学金制度も増えている。おおむね「月額15万~30万円程度、給付期間の1.5倍を指定地域で勤務すると返済免除」のものが多い。(記事より) ← 医師になれずに返済免除にならなかった時のことも考慮要。

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2019年03月16日

医師が現場に向かう、ドクターカー

国立病院機構姫路医療センタードクターカー

11年前のニュース。播磨に衝撃が走りました。

16病院が受け入れ拒否 姫路の急患男性が死亡(『新聞(西播磨)より神戸新聞記事)
姫路市の男性(66)が自宅で吐血して倒れ、家族が119番したが、市消防局の救急隊の受け入れ要請を、16カ所の病院が拒否していたことが分かった。最終的に自宅から約30キロ離れた赤穂市民病院に着いたのは約2時間後で、男性は救急車内で心肺停止になり、同病院で死亡が確認された。
救急車が自宅に駆け付けたのは3分後。しかし病院に向けて救急車が動き始めたのは1時間10分後でした。

岐阜)全国初のドクターカー4カ月 救命困難者も救う(朝日新聞デジタル)
岐阜大病院のドクターカーは、医師と看護師が岐阜市消防本部の指令課で待機。119番の内容を消防職員とともに聞き、医師の出動の要否を判断する。医師が消防本部にいることで、より早く現場に到着できる利点がある。この4カ月で医師は約240回出動したが、中にはドクターカーでなければ救えなかったケースもあったという。
ドクターカーを使えば、11年前の例で言えば、3分後には医師が患者に面会することができた可能性があります。

消防車が消防署から出動するのはわかりますが、救急車は病院から医師を乗せて出動するのが自然と思います。

参考
医学部が人気になったきっかけは(現代ビジネス) - 医学部人気が過熱する契機は、2007年にまでさかのぼる。その年、2007年に日本中で問題となったのは「妊婦たらい回し」事件である。(中略)その後、日本中で「医療崩壊」の実態が明らかにされていった。これが契機となり、当時の舛添要一厚生労働大臣は、それまでの政府の公式見解を180度転換し、「医師が不足している」との認識を示した。(記事より)
動かない救急車。医学部移転を(372log@姫路)
医者に出会うまでの時間(372log@姫路)

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2019年03月13日

姫路で医療イノベーション



医療サイトに姫路市長候補者が載ってます。

ふるさと・姫路の“主治医”として市民をもっと幸せに!市長選出馬へ-兵庫・姫路市長選に立候補する清元秀泰氏に聞く◆Vol.1(医療維新 - m3.comの医療コラム)
2022年度に開院予定の「兵庫県立はりま姫路総合医療センター」を生かして、医療情報の連携を強化し、医療や福祉、行政手続きなどのワンストップサービスを実現したいと考えています。まさに私が東北・宮城で取り組んだ、病歴やアレルギー情報、処方薬などを共有できる「みやぎ医療福祉情報ネットワーク」のようなシステムです。
さらに、匿名化された市民の医療データを用いて、新しい医療や予防医学を研究したいという医科大学、大学病院級の研究機関を誘致し、そこを核にした医療イノベーションも起こしていきたいです。
清元氏のお話をお伺いして、真に姫路を医療先進地域にしていただきたいと思いました。(現実には医学部がないことから、まったく逆だと思います)

対抗候補と考え方に大きな差はないので、選挙後どのような結果になっても、お互い得意分野で姫路のために尽くしていただきたい。
純粋な気持ちで、そう思います。

「姫路のため」に働きたいと言うなら、姫路市長にしかできないこともあれば、そうでないこともたくさんあります。
(どちらの候補にも言えますが)貴重な人材が選挙で負けたくらいで、どこか他に行ってしまうようなことがあってはなりません。

参考
姫路に医療系高等教育・研究機構(372log@姫路)
医者の卵が姫路から逃げていく残念な事実(372log@姫路)
動かない救急車。医学部移転を(372log@姫路)

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2018年02月27日

全国有数の医療過疎地・西播磨

神戸大学医学部付属病院神戸市中央区

中播磨を除く)西播磨の医師数は、全国平均の3分の2。

注目・県予算(5)医療 県立病院再整備に見通し(神戸新聞NEXT)
国の医師不足対策を受け、県内の医療機関で働く医師は16年12月時点で約1万4千人と、10年前より約2千人増加。だが、人口10万人当たりの数を2次医療圏域別でみると、全国平均(240・1人)を上回るのは県内10圏域中、神戸(304・0人)、阪神南(282・3人)のみ。4圏域が200人を下回り、最少の西播磨は159・3人と神戸の約半数にとどまる。
巨大な人口を抱える広大な県なのに、長年にわたって阪神間にしか医学部がなかった偏在が原因。

兵庫県医師会 新会長インタビュー 「県民のみなさまのために日本の医療を守りたい」(月刊神戸っ子)
医師の偏在傾向も強く、住民あたりの医師数も、神戸と阪神南部以外は全国レベルより2~3割も少ないのです。今まで姫路の医療を見てきましたが、そこから考えると、どこでもちょっとしたきっかけで医療崩壊が起こり得ると思います。まずは医師や医療関係者を確保して、崩壊しないような基盤づくりが大切です。
他にもさまざまな課題はありますが、医師偏在問題は兵庫のメインテーマの1つだと思います。

参考
医者の卵が姫路から逃げていく残念な事実(372log@姫路)
医者も「ふなっしー」もいない姫路(372log@姫路)

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2018年01月14日

広畑の医療はツカザキが守る

製鉄記念広畑病院姫路市広畑区

広畑病院の跡地は、ツカザキ病院に・・

姫路・広畑病院跡に新病院 網干の医療法人が運営(神戸新聞NEXT)
社会医療法人三栄会(同市網干区)が広畑病院の建物を利用し新病院を運営する見込みであることが、などへの取材で分かった。建物を改修し、広畑病院の閉院後おおむね1年以内に開院する予定
姫路駅前への移転は、医師確保目的もあったようですが、後継病院は大丈夫なのでしょうか。

参考
新県立病院 南西部に医療機能確保 姫路市と県が合意 /兵庫(毎日新聞)
救急医不足深刻。広畑病院、循環器病センター統合へ(372log@姫路)

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2017年10月10日

偏差値無用で医者になる方法

姫路医療センター姫路市本町

医療の世界に憧れても、バカ高い入学偏差値のため、あきらめざるを得ない。
そんな人にも道がないわけではありません。

「偏差値無用」で医師になる! 日本の受験システムとは違うルートから医師になるという選択(YAHOO! JAPANニュース)
「偏差値上位」の受験生しか合格できない。医師という仕事への適性以前に、日本の受験システムに最適化した能力をもつことが、この国で医師になるための条件となる。
(中略)
調べていくうちに、ハンガリーの国立大学医学部が、積極的に外国の学生を受け入れていることがわかった。日本に窓口もある。
(中略)
無事6年間のカリキュラムを終えると、卒業と同時にEUで通用する医師免許が得られる。日本で医師として働く場合には日本の医師免許を取得しなければならないが、いまのところハンガリー医学部からの帰国組の合格率は41/49と、8割を超えている。
留学生の受け入れは、東欧諸国では外貨獲得手段になるらしい。

「海外医学部」留学希望が急増する「医学教育」の情けない実情--上昌広(HAFFPOST)
東欧諸国は医学教育を外貨獲得の手段と考えているからだ。ハンガリーには4つの医学部があるが、留学生が納める学費は1億ドルを超える。
世界の高等教育は急速にグローバル化しつつある。低コストで、ハイレベルの教育が受けられる大学には世界中から学生が集まる。医師のような業務独占資格の場合は、なおさらだ。
中には日本の医学部を蹴ってくる人もいるといいます。

医師としての資質以前に、偏差値が高いから医学部への進学を考えるような人もいる中、日本での偏差値と関係なく医師になることができる道があることに救いを感じます。

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2017年07月30日

資格を生活保障ラインにすると、世の中の進歩が止まる

姫路赤十字病院姫路市下手野

医師は足りているか足りていないか。

地域偏在等、様々な要因はあるものの、

・医師(とくに開業医)に聞いたら、「足りている」
・それ以外の人に聞いたら、「足りていない」

という考えが、ベースにあります。

学部新設や定員はなぜ「利権」になるのか(日経ビジネス)
資格試験は、その職業に就くための最低ラインというよりも、その資格をとったら必ず食べていけるという一種の生活保障を示していた。
だが、社会が大きく変化する中で、国家資格が生活保障のままでは、新しい分野に挑戦する「余剰な」資格保持者が生まれない。2000年代に入って司法試験や公認会計士試験の合格者を政策的に大幅に増やしたのは、そうした考え方からだった。
資格は世の中にとって、とても重要だと思います。
でも、この資格さえ取ればあとは遊んで暮らせるというような資格は、社会にとってデメリットも大きい。
そういう分野は、えてして進歩が停滞してしまう。

では、どうすればいいかというと、資格保持者が足りないくらいなら、むしろ過剰になるくらい増やす。

「この資格があっても食えない」
ということは(社会にとっては)さほど問題ではない。

「資格がありさえすれば、一生努力せずとも食えてしまう」
ことのほうが問題です。

参考
厚労相「獣医師、医師を増やすべき」(372log@姫路)
医学部も全国展開を(372log@姫路)
獣医学部、医学部。つくりたい大学にはみんなつくってもらったらいい(372log@姫路)

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2017年07月06日

厚労相「獣医師、医師を増やすべき」

大阪府立大・獣医学類

厚労相が獣医師や医師を増やすべきと言っています。

塩崎厚労相「獣医学部増やすべきだ」 新設問題めぐり(朝日新聞デジタル)
医療行政を担う自治体や製薬会社には医師が足りないとし、医師を増やすべき
(中略)
「医学部も増やした方がいい。ニーズはある。獣医学部も同じ」と述べた。
供給は少なめより、多めのほうがダメ大学を退出させやすいメリットがあります。
何十年もメンツ(人材供給大学)が同じで、はたして国際的にみても高い水準が保てるのか。

新たな獣医学部は必要なのか? 加計問題を見誤るな!(ホウドウキョク)
国際的に通用する獣医学部のニーズに目をつぶり、定員をごまかしてきた既存の大学を守ることが、本来の文科行政なのだろうか。
現在、医学部、薬学部、獣医学部には、新設をめぐり同じ規制があるが、ダメな大学を退出してもらうために、この規制自体を見直しても良いかもしれない。
加計学園問題では、首相の知人がトクしたのでは?という興味が大きくて、それはそれで大事なこと。
一方で、医学部、獣医学部の新設規制を厳しくすることは社会のためにいいことなのか。こっちの問題も考えたいところです。

参考
加計問題で分かった やっぱり文科省には「解体的改革」が必要だ(現代ビジネス) - ダメな大学には退出していただき、新しい大学の参入を促す。競争によって新陳代謝で活性化を目指す。これが規制改革の本旨である。(記事より)
内閣府「京産大も対象になりうる」(372log@姫路)
獣医学部、医学部。つくりたい大学にはみんなつくってもらったらいい(372log@姫路)

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2016年11月19日

動かない救急車。医学部移転を

播磨の城下町 ひめじで暮らしませんか?(姫路市)

先日、けが人が出たので救急車を呼んだ現場に居合わせました。
救急車がなかなか出発しない。
土曜日の午後ということもあるのでしょうが、受け入れ先の病院が見つからないらしい。
2007年に姫路市の男性が16病院に受け入れ拒否され死亡したニュースがありましたが、状況は相変わらずですね。

姫路への移住促進パンフレットの裏面にこんなことが書いてあります。
[医療]
姫路市休日・夜間急病センターが開設されており
(中略)
重症の場合は二次救急医療機関への搬送も行われるなど、安心の医療体制が整っています。
姫路市の休日・夜間急病センターは優れた制度だと思います。
しかし、医療体制が万全とか、他地域より抜きんでているかと言えば、そんなことはない。いや、とんでもない。

意外な医療過疎地域、兵庫〜関西修行記 vol.2~(ハフィントンポスト)
神戸市立医療センター中央市民病院は三宮に程近い場所にあるのだが、神戸市内はおろか50-60km離れた姫路や加古川から患者が搬送されてくることもある。
なぜこんなにも遠くから?東京や、私が初期研修を受けていた川崎の病院では精々10-20km以内の隣接区からの搬送があるくらいだ。
(中略)
兵庫県の産婦人科医師数は全国平均16.7人(女性人口10万人あたり、以下全て同様*1,2)に対し15.7人とやや少ない。加えて神戸市17.8人に対し、阪神地区15.9人、播磨地区全体では14.4人と医師偏在の問題もある。細かく見れば、但馬地区9.9人、丹波地区10.6人、北播磨地区11.1人、西播磨地区9.4人とほぼ半数しか医師がいない地区もある
(中略)
どうしてこのような医師不足・偏在が存在するのだろうか。原因は医師養成機関の少なさにある。兵庫県内には西宮に兵庫県立医科大学、神戸市内に神戸大学と2つの医学部があるが、北部の但馬・丹波地区や西部の播磨地区には医学部が存在しない。
「兵庫県立医科大学」なるものはないので、私学の兵庫医科大のことだと思いますが、要するに広大な兵庫県には東の端っこの国立1校、私立1校にしか医学部がありません。
何もしなければ、医者は自校の周辺や大阪など都心で働いてしまい、県内の大部分には医者がいなくなります。
日本有数の医師不足地域が兵庫県、とくに阪神間以外ということになっています。

産婦人科医師数が全国平均16.7人に対して14.4人の播磨(西播磨は9.4人)では、移住促進パンフレットに「姫路市休日・夜間急病センター」ぐらいしか書くことがないのもわかる気がします。

空前の医学部ブームと言われる一方、数年後に医師あまりが発生するという人もいます。

医師あまりどころか偏在による医師不足が、数年後であれ数十年後であれ続く。
少なくとも姫路はそうだろうと思います。

移住促進パンフレットなら、子育て世代より全国の医師向けにつくるべき。
「姫路の医療は崩壊寸前。姫路を助けてください。」とかね。

地元の医師会の人たちは、そんなことを望んでいるかどうか(逆かも)知れないけれど。
(医師会が逆の意向であれば、政治家は医師会の票が欲しいから動かないだろうね)

政府が医学部の総定員を増やしたくないとうなら、せめて、東京大(または東京医科歯科大)、京都大(または京都府立医科大)、大阪大学(または大阪市立大)医学部の定員を減らして兵庫県立大に医学部をつくるとか、神戸大医学部の定員を増やすとかして欲しい。

他の都府県から枠を持ってこれない、兵庫県内の医学部定員を増やしたくないというなら、せめて兵庫県内の地域偏在を考えたいところ。
県内唯一の国公立大医学部の神戸大医学部を姫路や加古川あたりに移転するとか。
神戸と大阪は近いので、神戸にあると就職で都心の大阪に行ってしまいがちだから「離す」。
国公立大医学部の人気は高く、入学者の人気低下をあまり気にする必要がないので、田舎に移しても平気。

首都圏のうち、東京都心に偏在する医師不足の解消として、東京の国立医学部移転を提案しているかたもいらっしゃいます。

東京近郊、医師不足が深刻化…厚労省、無意味な制度推進で「医局」復活の時代錯誤(ビジネスジャーナル)
東京都内にある国立大学の医学部の移転だ。東京大、あるいは東京医科歯科大の移転を考えてはどうだろうか。この2つの大学には、大学院生まで含めれば1000人程度の医師がいるだろう。首都圏の医師不足を解決するための、即効性のある対策だ。
姫路駅北の統合病院や医療研究機関計画(神戸大や獨協医科大、県立大の協力があるとも言われる)が、そうした動きの第一歩となることを望みます。

参考
2007-12-07 もう例外ではない(新小児科医のつぶやき) - 病院から受け入れを五回以上拒否された件数は二〇〇六年は二百五十九件で、〇三年の三・六倍という。(引用記事より)
医学部定員削減を検討。地域偏在を就職枠で対応?(372log@姫路)
救急医不足深刻。広畑病院、循環器病センター統合へ(372log@姫路)
医者も「ふなっしー」もいない姫路(372log@姫路)
播磨に医者が少ない理由(372log@姫路)
獨協医科大姫路分校を開設。獨協学園が姫路市に最終意見書を提出(372log@姫路)
姫路で医療器開発。獨協医科大と神戸大、県立大(372log@姫路)

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2016年01月26日

姫路新病院、姫路駅東に決定

製鉄記念広畑病院姫路市広畑区

新病院の建設場所が決まりました。

新病院、姫路駅東に建設へ 統合・再編検討委合意(神戸新聞NEXT)
兵庫県立姫路循環器病センター姫路市西庄)と製鉄記念広畑病院(同市広畑区)を統合・再編して整備する新病院の場所について、県や姫路市などでつくる検討委員会は25日、JR姫路駅東側の市の再開発地域「イベントゾーン」(同市神屋町)とすることで合意した。
JR姫路駅東側の地域で、郊外から街中に病院が戻ってくる形になります。
不足する医師確保の面(JR等で阪神方面からアクセスし易い)や、公共交通機関に頼る利用面で好ましい決定と思います。

獨協医科大等と連携した研究機関の構想にも期待が高まります。

参考
救急医不足深刻。広畑病院、循環器病センター統合へ(372log@姫路)
医者も「ふなっしー」もいない姫路(372log@姫路)
獨協医科大学が姫路に進出(372log@姫路)
播磨に医者が少ない理由(372log@姫路)
医師不足だったり、オランウータンが暴れたり(372log@姫路)

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2015年09月15日

医学部定員削減を検討。地域偏在を就職枠で対応?

姫路赤十字病院姫路市下手野

医師が余りそうだって?

医師不足じわり解消、10年後に先進国平均に(YOMIURI ONLINE)
日本の人口10万人あたりの医師数が10年後、先進国が主に加盟する経済協力開発機構(OECD)の平均を上回るとの推計を厚生労働省がまとめた。医学部の定員増などで、先進国の中で低水準という長年続いた状況から抜け出す見通しとなった。地域や診療科によっては医師不足が続く可能性もあり、厚労省は夏以降に有識者会議を設け医師養成のあり方を検討する。
(中略)
医学部を新設する動きには、医療関係者から医師の余剰を懸念する声が上がる。
開業医は、いつの時代も「医師は過剰だから医学部定員減に賛成」でしょう。
需要と供給の関係で、供給側(開業医)が力を持つには供給者は少ないほうがいい。
医師会の支持を受けている議員は、医師不足(医師偏在)への真剣な取り組みに期待できません。

医学部の定員削減、政府検討 医療費膨張防ぐ(日本経済新聞)
政府は2020年度から医学部の定員を減らす検討に入った。将来の医師数が都市部などで過剰になると見込み、03年度以来17年ぶりに医学部生の削減にかじを切る。全体の定員は減らす一方で、地方の医療機関に就職する学生の枠を広げて医師不足に対応する。
地域枠とは、例えばこんな感じ。

医学部医学科「地域枠コース」について(岡山大学)
地域枠コースに入学した場合,各県から奨学金(入学料・授業料相当額及び生活費に相当する額等)が在学期間中貸与されます。この奨学金については,所定の課程を修了し医師免許取得後に,一定期間,各県が指定する医療機関に勤務すれば,返還を免除されることになっています。
(中略)
募集人員 岡山県  7人
       鳥取県  1人
       広島県  2人
       兵庫県  2人
岡山大学以外にも兵庫県の設定枠があります。

兵庫県養成医師制度について(兵庫県)
・対象大学:自治医科大学兵庫医科大学神戸大学鳥取大学、岡山大学
仮に鳥取大学に進学しても、兵庫県の病院に勤務すれば学生の負担が軽くなることになります。

逆に、進学する大学に兵庫県以外の自治体の設定しかなければ、兵庫県の病院には勤務しずらくなります。
例えば広島大学には広島と岡山の地域枠(ふるさと枠)しかありません。播磨から広島大学に進学しても、どうせなら広島か岡山で勤務した方が負担は減ります。
播磨のように医者のいない深刻な地域は、鳥取や岡山だけでなく、西日本で医学部を持つ大学全部に地域枠を持つぐらいの意気込みが必要な気がします。

兵庫県内でも偏在が激しいので、播磨の(開業医以外の)声がどれだけ反映されるのか、心もとないですが。

参考
救急医不足深刻。広畑病院、循環器病センター統合へ(372log@姫路)
医者も「ふなっしー」もいない姫路(372log@姫路)
播磨に医者が少ない理由(372log@姫路)

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2015年08月24日

小児科・産科医よりも足りない、病理医

赤穂市民病院播磨赤穂市

播磨の厳しい医師不足。中でも病理診断医は深刻。

必要不可欠なのに知名度がない“病理医”その実態とは?(新刊JP)
日本医師会の2008年のデータによれば、病理診断医の必要最低医師数倍率(医師の有効求人倍率)は3.77倍。これは産科・産婦人科の1.29倍、小児科の1.15倍よりもはるかに高い。
播磨の厳しい状況は、次のブログを見ればわかります。

忘れられた医師不足~病理医不足(ハフィントンポスト)
私も、兵庫県西部、西播磨の赤穂市にある赤穂市民病院で一人病理医の経験がある。播磨地区は上昌広先生の著書「日本の医療格差は9倍 医師不足の真実 (光文社新書)」
などに書かれているとおり、厳しい医師不足にあえいでいる地区の一つだ。とくに西播磨は姫路や加古川などがある東播磨よりも更に厳しい状況に置かれており、同病院も医師や看護師がなかなか定着しない状況が長く続いてきた。がん診療連携拠点病院であったが、常勤病理医が不在の時期が長く、がん診療などに支障をきたしていた。
(中略)
赤穂は風光明媚で人も優しく、大変素晴らしい土地だった。牡蠣など食べ物も美味しく、ずっと住んでもいいなあと思った。
播磨で病理診断医を目指す人、播磨に来てもらえる人が一人でも増えることを望みます。

参考
救急医不足深刻。広畑病院、循環器病センター統合へ(372log@姫路)
医者も「ふなっしー」もいない姫路(372log@姫路)
播磨に医者が少ない理由(372log@姫路)

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2015年02月28日

救急医不足深刻。広畑病院、循環器病センター統合へ



製鉄記念広畑病院(旧:新日鐵広畑病院)が、姫路循環器病センターと統合されます。

姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院が統合へ(神戸新聞NEXT)
症状が極めて重い患者らを受け入れる3次救急医療機関でもあるが、内科医や麻酔科医が不足していた。一方、製鉄記念広畑も13年から3次救急を担い、ドクターヘリの準基地でもあるが、救急医不足が深刻化。両病院に医師を派遣する神戸大医学部も統合や機能強化を求めていた。
姫路には医学部が無いため、神戸大医学部や岡山大医学部等の応援でなんとか成り立っています。
しかし、絶対的な医者不足は全国有数。

そもそも神戸だって医者が潤沢なわけではありませんし、今後阪神間の医者不足が顕著になれば、播磨への神戸からの応援もどうなるかわかりません。

日本の医療格差は9倍 医師不足の真実 (光文社新書)の著者、上昌広さんは同著の中で、わざわざ兵庫県姫路市を取り上げ、「専門医への搬送遅れが問題となった加古川心筋梗塞事件、姫路での救急車たらい回しなどの大事件が多発しています。播磨地区の医師不足の理由、それは地元に医師養成機関がないからです。」と述べています。

ではなぜ姫路に医学部がないか。
上昌広さんは、明治新政府以来の歴史が影響していると言います。

上昌広ツイッターより
姫路藩譜代大名の酒井忠淳が、徳川慶喜と同行して大阪城を退去したため、朝敵の汚名を着た。兵庫県の県庁所在地は幕末まで小さな漁村に過ぎなかった神戸となり、姫路はさびれた。現在、神戸を中心とした阪神地域には2つの医学部があるが、姫路周辺に医学部はなく、医師不足に喘いでいる。
「戦後は終わっていない」どころか、明治維新以来のシコリが今だ現代に引きずっているのですね。

参考
医者も「ふなっしー」もいない姫路(372log@姫路) - 姫路市は10万人あたり医師数で、政令/中核市の62市中、ワースト10に入る勢い。
獨協医科大学が姫路に進出(372log@姫路)
播磨に医者が少ない理由(372log@姫路)

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2015年02月19日

医者も「ふなっしー」もいない姫路


政令市と中核市に東京区部を含めた62市を、人口10万人あたり医師数の多い順に並べました。
久留米市がトップで543人。
姫路市は199人で51位。県内では26位 西宮(306人)、27位 神戸(292人)、35位 尼崎(250人)と姫路が最下位。

やはり、トップ10に入るような市は市内に医学部がありますが、姫路以下全国最下位の船橋まで、市内に医学部はありません。
船橋には「ふなっしー」がいますが、姫路にはそれもいません。

せめて獨協医科大学の研究所を!と思ってしまいます。

参考
全リスト - 下記資料より2012年のデータを使用。
18 人口10万対医療施設従事医師数の年次推移,従業地による都道府県-指定都市・特別区・中核市(再掲)別(政府統計)
獨協医科大学が姫路に進出(372log@姫路)
播磨に医者が少ない理由(372log@姫路)
医師不足だったり、オランウータンが暴れたり(372log@姫路)

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2012年09月19日

救命率2~3倍。ドクターヘリの拠点が播磨にも

豊岡のドクターヘリ 出動回数日本一(YouTube)

日本一忙しいドクターヘリの拠点が兵庫県豊岡市にあります。
出動率1日2.4件。予測生存率50%以下の重症外傷で、救命率が2~3倍に向上したそうです。

来年には播磨にも導入されます。

播磨のドクターヘリ 加古川拠点、来年11月運航(神戸新聞)
医師らが搭乗して救急医療にあたる「ドクターヘリ」の兵庫県南部での運航について、県は18日、ヘリが常駐する基地病院を県立加古川医療センター加古川市)にすることを決めた。格納庫などを整備し、来年11月から運航を始める。同3月に救命救急センターが開設される製鉄記念広畑病院(姫路市)を準基地とし、体制が整い次第、分担運用する方針。
医者に出会う時間が短ければ助かる可能性が飛躍的に高まります。
西播磨や離島などの安心感がかなり高まるのではないでしょうか。

参考
極悪救急体制の東京(372log@姫路) - 東京の都会では、全くドクターヘリが降りない。(離島のみ)これでは、離島や田舎の方が安心ということになります。(ブログより)
医者に出会うまでの時間(372log@姫路) - 日本では病院に到着しないと医者に出会えません。つまり通常25分、東京都だと43分間医者に出会うことはできませんが、ドイツでは15分以内に出会えます。(ブログより)

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2010年06月23日

極悪救急体制の東京

トラファルガー広場ロンドン

東京の救急体制が極悪という話。

ロンドンと東京(航空の現代)
東京都内の救急患者が119番の電話をしてから病院に収容され、医師の治療が始まるまで、大変な時間がかかる。平成19年中の実績は47.2分であった。これは全国最悪の数字で、全国平均は33.4分である。
(中略)
先進諸国の標準的な医療開始時間が8分という目標であることからすれば、日本の救急体制は治療開始までに4~6倍の時間がかかっており、手遅れというも愚か、お話にならない。
大都会のロンドンでも通行止めにして街中にヘリが降ります。ロンドンのトラファルガー広場にも月に2回ほど着陸するとか。
一方、東京の都会では、全くドクターヘリが降りない。(離島のみ)

これでは、離島や田舎の方が安心ということになります。

参考
姫路・広畑に救命救急センター、2012年度開設(372log@姫路)
医者に出会うまでの時間(372log@姫路)

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2010年05月27日

姫路・広畑に救命救急センター、2012年度開設

新日鐵広畑病院姫路市広畑区

西播磨で2番目の救命救急センターが広畑に開設されることになりました。

はりまCU:12年度に救命センター、新日鉄広畑病院開設へ /兵庫(毎日jp)
現在、西播磨地域で救命救急センターに指定されているのは心筋こうそくなどの循環器系疾患に特化した県立姫路循環器病センター姫路市西庄)だけであるため、行政や医師会も新たなセンター開設を歓迎している。
(中略)
救命救急センターは一定地域ごとに県が指定するもので、まとまった病床数や救急医療スタッフの常駐などが条件。救急医療体制は(1)軽症患者を受け入れる1次救急(2)入院や手術が必要な重症患者に対応する2次救急(3)2次で対応できない重篤患者や大けがをした人を担当する3次救急--に分けられており、救命救急センターは3次の役割を果たす。
一方、但馬ではドクターヘリが大活躍。

ドクターヘリ出動 1日2.7件…兵庫・豊岡市(ヨミドクター)
ドクターヘリが兵庫県豊岡市公立豊岡病院に配備されて1か月になる17日、同病院は、出動件数が16日までの30日間で82件、1日平均2・7件となり、国内のドクターヘリで最多ペースの出動状況になっていると発表した。
119番の受信後、すぐに消防本部が要請する体制をとっているのが大きな要因。小林誠人・但馬救命救急センター長は「事故による外傷に関しては約20分後にはヘリが着く。医療行為を始めることができるまでの時間が短い、国内有数の地域になった」と述べた。
さらにドクターヘリが飛べない夜間や荒天時にドクタージェットを飛ばす計画も。

飛べ!ドクタージェット 全国初、8月研究運航 道内12空港へ(北海道新聞)
研究会設立を進める中日本航空(愛知)によると、機材は同社の9人乗り小型ジェット機を使用。離着陸は1500メートル以上の滑走路がある道内12空港に限られるが、ヘリの約3倍の速度で飛べるため各空港間を40~50分間で移動できる。機内の気圧が一定に保たれるため、ヘリ搬送より患者の負担も少ない。
ドクターヘリやドクタージェットが普及すれば、地方や過疎地のほうが、渋滞の恐れも無く救命率が上がるなんてことになるかもしれません。

せっかく離島を含めて全国に100の滑走路があるのですから、ドクタージェットもバンバン飛ばせばいいんじゃないでしょうか。

参考
救命救急センターの開設と新病棟建設について(新日鐵広畑病院)
ドクターヘリ 救急車より入院4~18日短縮(ドクターヘリニュース) - 「ドクターヘリは、救命の可能性を大きくするだけでなく、医療経済的にも十分見合うことがはっきりした」(記事より) ← 救急車よりもドクターヘリを飛ばしたほうが、結局は安くつくことも。
医者に出会うまでの時間(372log@姫路) - 過疎の町や離島など、緊急時のためだけに医者を配置することが困難であれば、緊急時には医者のほうをいかにスムーズに出向かせるかという視点は、もっと注目を集めてもいいと思います。(ブログより)

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2009年05月18日

姫路市で新型インフルエンザ感染確認。休校措置も

姫路市新型インフルエンザ対策本部

世界的に流行している新型インフルエンザですが、昨日、姫路市内で初めて感染が確認されました。

県内感染41人 播磨、但馬にも拡大 新型インフル(神戸新聞)
兵庫県は十七日、県内の高校生ら十七人の新型インフルエンザ感染が、新たに確認された、と発表した。
(中略)
県が発表した感染者十七人は、関係者によると、県立高砂高校の一-三年の生徒で加古川市在住の男女二人と姫路市在住の男子一人(以下略)
新型インフルエンザ対策本部から、市民の皆様へのお知らせ(姫路市)
本日17日、姫路市在住の方(10代後半・男性・高校生)1名が、新型インフルエンザに感染していることが確認されました。
市立校などは22日まで休校になるようで、うちの小学生どもは喜んでいましたが、喜んでる場合じゃありません。

これまで調べたこともなかったのですが、健康相談窓口は、姫路市保健所予防課のほうになってるみたいです。
健康に関すること(発熱相談センター)
電話079-289-1635  ※24時間対応
市内のイベントなど、中止や延期が発生すると思われますので、何かにつけこれまで以上に情報収集が必要ですし、普段以上に健康維持にも気をつける必要がありそうです。

参考
県内での新型インフルエンザ患者の発生について(兵庫県) - 対象地域が「姫路市(別所小学校大的中学校区)」となっているので、姫路市内のほとんどの県立校は休校にならないのでしょうか?
新型インフルエンザ対策本部からのお知らせ(高砂市) - 姫路市在住の男子生徒は、5月13日ぐらいから咳が出始め、14日に微熱及びのどの痛みがあり、16日高砂市民病院の医師の診察を受け、インフルエンザ簡易検査でA型陽性でした。(記事より)

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2007年12月29日

医者に出会うまでの時間



昨日、30病院に拒まれ死亡するという事故が、大阪府で起きていたと報道されました。

30病院に拒まれ死亡 大阪の89歳 到着まで2時間(asahi.com)
富田林市消防本部などによると、25日午前4時49分、女性の家族が119番通報し、8分後に救急車が自宅に到着。救急救命士が酸素投与などの処置をしながら、同消防本部の通信指令室とともに搬送先を探した。

今月6日には、姫路市でも同様の事故が起きました。

救急搬送受け入れ:18病院が拒否 男性、2時間後死亡--兵庫・姫路(毎日.jp)
市消防局によると、同日午前0時7分、男性の家族から「吐血し意識がぼんやりしている」と119番があった。救急車は約3分で到着。救急隊が電話で搬送先を探したが、姫路赤十字病院など近隣の18病院から「専門医がいない」などと断られた。

救急車は富田林のケースで8分、姫路は3分で到着しているのに、病院搬送に2時間かかってしまったということです。

よく言われる、救急車をタクシー代わりに使うことからくる、有料化論議とは異なるケースだという認識が必要だと思います。救急車の到着時間について改善の必要性を感じる人はいないと思います。

今回は病院への搬送時間が2時間ということで大きくクローズアップされましたが、通常は大阪府25分、兵庫県は27分で、都道府県で最も時間がかかっている東京都の43分に比べると、かなり速いほうです。
2時間というようなレアケースをいかにつくらないかということが重要と思われます。

もう1つは、救急車に救急救命士は乗っているけど、医者が乗っているわけではないということ。

病院到着までの時間(航空の現代)
ドイツでは15分以内に治療を開始するというルールができている。患者が発症してから医師に出会うまでの時間である。そのため医師は患者のもとへ大急ぎで駆けつける。駆けつけるための手段は自転車でも救急車でもヘリコプターでも何でもかまわない。とにかく15分以内に患者のもとへ到着することである。

日本では病院に到着しないと医者に出会えません。つまり通常25分、東京都だと43分間医者に出会うことはできませんが、ドイツでは15分以内に出会えます。

日本でももし救急車に医者が乗れば、姫路のケースで3分、富田林のケースで8分と、ドイツ並みにすることが可能です。
これは単に医者不足というだけの問題でなく、運用が大きく絡む気がします。

ヨーロッパではドクターヘリというのが活躍していますが、日本ではあまり活発ではありません。過疎の町や離島など、緊急時のためだけに医者を配置することが困難であれば、緊急時には医者のほうをいかにスムーズに出向かせるかという視点は、もっと注目を集めてもいいと思います。

家島諸島を持つ姫路ですが、緊急時の対応はどうなっているのでしょうか。全国に先駆けてやってもよさそうなテーマだと思うのですが。

参考
病院断られ66歳死亡(いしどう大輔後援会 「姫路市政への挑戦」)
医師不足だったり、オランウータンが暴れたり(ひめナビブログ)

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2007年12月08日

医師不足だったり、オランウータンが暴れたり

動物園の人気者姫路市立動物園

姫路から全国ニュースが続いています。

姫路市立動物園でオランウータン暴れる、飼育員4人重軽傷(YOMIURI ONLINE)
兵庫県姫路市本町、同市立動物園で、ボルネオオランウータンの雄「コーリ」(15歳)が、獣舎内の寝室から飼育員用通路へ逃げ出した。
目撃した同園統括班長の木下一司さん(59)が大声を出したところ、木下さんを押さえつけて頭を殴るなどし、駆けつけた飼育員3人にも襲いかかり、足をかむなどした。

また、姫路の16病院から受け入れを断られて赤穂市民病院で死亡した問題ですが、単なるミスというよりは、医師不足に伴う構造的な問題だと報道されています。

19病院が救急受け入れ拒否、過去1年間で2度 姫路(asahi.com)
兵庫県姫路市で救急搬送中の男性(66)が計16病院から受け入れを断られて死亡した問題で、同市消防局がこのケース以外に過去1年間で2度、19病院に搬送を拒否されていたことがわかった。いずれも20回目の照会で市外の病院に受け入れ先が見つかり、2~3時間後に搬送された
(中略)
同消防局は、医師不足などを背景に、病院への照会や遠方の病院への搬送が増えたことなどが理由と分析。幹部の一人は「受け入れ先を探すことに救急隊員も精神的にまいってきている」と漏らす。

20回以上拒否、今年3件 兵庫・姫路の救急搬送(東京新聞)
市医師会の空地顕一副会長(51)は「医師不足で各病院が当番日以外にも専門医を当直させるのは不可能。症状の軽い患者も2次救急病院に集中してしまうため、本来の2次救急の役割を果たしにくくなっている」と話している。

姫路の人手不足は医師に限りません。姫路市の11月の主要統計が発表されていますが、9月の有効求人倍率が1.55(姫路+姫路南)になっています。姫路だけだとなんと1.74。
兵庫県平均は0.96と逆に下がっているのに、姫路だけは例外的な高さ。昨年度の平均よりも高くなっています。

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