2020年03月29日

恐ろしいコロナウイルス。石鹸が強力な対抗手段


コロナウィルスとは何か&あなたは何をすべきか(YouTube)
コロナウイルスは脂肪の層に包まれています
石鹸はその脂肪の層をバラバラにして感染能力を奪います
また手の表面が滑りやすくなり
洗う時の物理的動作により
ウイルスがはぎとられます
ウイルスが「はぎとられる」のは石鹸のおかげ。
すごいぞ、石鹸。

参考
なぜ新型コロナウイルス対策に「石けん」が最強なのか?(Gigazine) - 世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスへの感染を予防するには「とにかく石けんを用いた手洗いに尽きる」と呼びかけています。(中略)石けんには脂質を溶かしてしまう作用があるので、石けんにさらされたウイルスは「トランプで作ったピラミッド」のように簡単にバラバラになってしまいます。これに、石けんが手の表面から汚れを除去する効果も加わるので、石けんはウイルス対策にうってつけ(記事より)

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Posted by miki at 02:34Comments(1)社会

2020年03月25日

支援に「シェイシェイ」。中国から75万枚の医療マスク


今年1月末に、中国から要請があり、兵庫県はマスク100万枚を送りました。

兵庫県、マスク100万枚を中国へ 震災支援の「恩返し」(神戸新聞NEXT)
1月末に在大阪中国総領事館から「衛生用品が不足している」と要請があり、支援を決めた。発送するのは、三木総合防災公園三木市)に備蓄してあるマスク100万8千枚。同日、公園内で同領事館に引き渡した。
県国際交流課は「これまでの恩返し。今後も友好を深めながら助け合っていきたい」としている。
震災支援の「恩返し」だったのですが、いまは兵庫県のほうが困っています。

医療用マスク等の確保について(兵庫県新型コロナウイルス感染症対策協議会の資料より)
中国からの寄附・支援
・ 民間からの寄附〔医療用:1 万枚〕:~3/18 県立病院へ配布済み
・ 中国(広東省海南省)からの支援〔N95:5 万枚、医療用:70 万枚〕:3/23,3/24
到着。今後配送予定。
医療用マスク75万枚の支援を中国から受けています。
まさに友好を深めながらの助け合いですね。

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Posted by miki at 23:10Comments(0)社会

2020年03月21日

新型コロナ関連、姫路市の情報 facebookより

facebookを見てたら、珍しく姫路市長の書込みがあり、興味深い内容でした。
Twitterでリンクを貼ったら、見られないと言われました(たぶんfacebook友達のみ閲覧になっている)ので、画像を掲載させていただきます。
facebookのほうには、転載した旨と、公開の書込みにしてもらえないかとお願いの書込みをしました。


あと、誤解されると困りますが、私は姫路市の職員でもなんでもありません。(Twitter上で「あなたは市の幹部ですか?それなら情報の出し方がおかしいでしょう」と言われたので念のため。)

P.S.
昨日は、追加書込みもありましたが、さきほど見たら(理由は不明ですが)見えなかったので、こちらも消しました。(2020/3/22)

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Posted by miki at 18:19Comments(0)政治

2020年03月17日

「医学的な正解」と「社会的な正解」



さまざまなかたのブログを拝見していると、いろいろ考えさせられます。

「新型コロナ感染予防にマスク着用不要」というWHOの言葉を信じないのはなぜ?(人生チャレンジ20000km)
専門家の意見も割れていることに気づいた当時の福島県民は、結局、最後は自分の信じたいものを信じると決め、マスクを付け続ける人、外す人に分かれていった。マスクをしている人としていない人の間に見えない壁ができ、それが自分にとっての敵味方を見分ける哀しいシンボルとなった時期もあった。
(中略)
あの微妙な「福島」後の世界で2年を生きた当ブログ管理人にとって、「医学的な正解」と「社会的な正解」が必ずしも同一ではないと理解できたことは、今回の新型コロナ問題を背景まで含めて深く理解する上で役立っている。
(中略)
医学的正解だけを追い求めるならば、多くの医療関係者が主張するように非感染者のマスク着用は不要だろう。マスクはすでに感染してしまった人が非感染者に飛沫などを通じて感染を広げないためのものだからである。
(中略)
しかし、社会的正解を追い求めるとなると、結論は大きく変わってくる。
現在世の中には、「マスク外し派」「マスク派」がいます。
「咳が出てないのに何でマスクするの!」と声高に主張する書込みもある。

姫路市長はテッシュではなくマスクを配れ!(同床異夢)
姫路市内の病院が困っているというのに、医師会と協力してテッシュの配布?
そのテッシュで咳を防げと会見で言っていた。
つまり、マスクの代わりにしろということか・・・
せめて市内の医療関係とか介護施設のような福祉施設には、マスクを配布すればどうですか?
ポケットテッシュよりマスクを!
このポケットティッシュに書いてある内容は下記。(画像は先頭)
新型コロナウイルス COVID-19 感染予防のために、できること。(姫路市・姫路市医師会)

1 ひんぱんに手を洗う
2 よく寝る
3 よく食べる
4 目鼻口をさわらない
5 利き手で「あちこち」さわらない
6 運動をする
7 かぜ気味なら休む
8 咳のしぶきを飛ばさない / ティッシュでかくす
私は、この内容を大変評価しています。

表題は、「感染予防」です。多くの医療専門家が言うように、予防にマスクの効果は薄い。
そして姫路市・姫路市医師会のメッセージには、感染予防として「マスク」という言葉が一切出てこない。

同床異夢さんも指摘されているように、市内の医療・介護関係のスタッフにマスクを回す必要がある。
ところが、効果が薄いにも関わらず予防用としてマスクを多くの市民の皆さんが買い込むことで、マスク不足が起きている面がある。

市民の皆さんが、感染予防のためにできることは、(マスク抜きでも)こんなにあるんですよ。
本当にマスクが必要な医療・介護関係にマスクを回してください。
というメッセージだと思います。

ではなぜ市長がはっきりそういう説明をしなかったか。
市長は医師だけど、いまは政治家だからです。

「医学的な正解」だけを市民に押し付けることはできない。「マスク派」もいる。
医師会会長と2人出てきているのは、自分は医師としてではなく、政治家として出てきている。
そういうメッセージなんだと思いました。

参考
3月12日実施 コロナウイルス感染予防啓発に係る市長・医師会長の共同会見について(姫路市)

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Posted by miki at 01:59Comments(1)社会

2020年03月15日

自ら判断し、治めるのが「自治体」


イタリアや韓国は検査をし過ぎ、日本はしなさ過ぎなど、ネットには新型コロナの検査数について様々な意見が書かれています。
政府の陰謀説まで囁かれるなど、言いたい放題。

一斉休校は「科学より政治」の悪い例 クルーズ船対応の失敗を告発した岩田教授に聞く(毎日新聞)
感染検査の総数とその中で何件が陽性だったのかが大切です。例えば、ある保健所で10人検査して3人が陽性だったら、検査を100件に増やさないとだめかもしれません。逆に、10人検査して一人も陽性が出ない地域であれば、そこで検査を増やす必要はありません。感染が増え始めたらそこに資源を投入するのです。つまり、保健所ごとに違う方針を取る必要がある。厚労省に指示を仰ぐとか、その指示に一斉に従うなどのやり方ではだめなのです。保健所が自ら判断する必要があります。
神戸大学の岩田教授は、検査の数は保健所ごとに異なってしかるべきとおっしゃっています。

同様に、生活をいつ頃までにどういう状況に戻していきたいというのも地域によって異なります。
安倍さんや政府だけが決める問題じゃない面がある。
なぜなら状況は地域によって異なるからです。

感染者が出ていない島根県・松江市では、学校の休校もしていない。
また、厳しい環境でも決して観光もあきらめていません。

「風通しは十分」新型コロナで観光客激減の松江 遊覧船の船頭が割引券配布で懸命PR(毎日新聞)
通常はひと月あたり2000人以上という外国人客も数十人ほどに激減。船頭たちは松江城の大手前広場に立ち、観光客にPRして割引券を配布するなど懸命だ。
院内感染の調査が終わり、経過観察中の姫路市は、何事もなければ収束宣言が出されると公言されています。

この機会をひとつの契機として、イベントや各種施設等、今後の見通しを可能な範囲で発表してほしいと思います。
その地域の状況を最も的確に見極めることができるのは、そこの自治体です。

自ら判断し、治めるのが「自治体」です。

参考
姫路仁恵病院検査終了 全員陰性(NHKニュース) - 13日結果が分かり、全員陰性だったということで、姫路市では13日から2週間、経過観察し、新たな感染者が出なければ、院内での感染が収束したとする宣言を出したいとしています。(記事より)

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Posted by miki at 16:59Comments(0)政治

2020年03月14日

朝令暮改が許される条件


通常の生活に戻していくための筋道、戦略を立てて実行していくことが、地域に求められていると思います。

姫路仁恵病院検査終了 全員陰性(NHKニュース)
全員陰性だったということで、姫路市では13日から2週間、経過観察し、新たな感染者が出なければ、院内での感染が収束したとする宣言を出したい
この姫路市の発表が優れているのは、今後の予定と収束宣言を出す条件が明確だということ。

一般的に、いま「安心するから」といった、ふわふわしたものを根拠に行動を求められることがあります。
状況が変わったからといって、行動の変更を求められることもある。
この頻度が高くなると、信用がなくなり人々の不安が増大します。一般に朝令暮改は悪いものの例えとされます。

しかし朝礼暮改が許される条件というものもあります。

部下が許す朝令暮改 許さない朝令暮改(PRESIDENT Online)
第1は、常に変わることのない、仕事上の基本的な「方針」レベル。
第2はお客や案件ごとに対応を変えていく、「戦略」レベル。
第3は、個別の状況ごとに変わる「戦術」レベルです。
第1に方針を明確にすること。いつまでにどういう状態にしたいかという方針を出す。
第2にそのための「戦略」を明確にする。
ここまでしっかりしていれば、個別の状況に応じて「戦術」が変更になっても、安心です。

姫路市が仁恵病院という固有名詞をいち早く公表し、かつ、この度収束の日程を明確に宣言したことは、方針と戦略レベルが明確になっている。
だから今後状況が変わっても、戦術で対応すればいいと理解できます。
方針と戦略が共有されていれば、戦術が変わっても安心です。

朝令暮改が問題になるのは、方針と戦略を明確にしないことが原因。

参考
和歌山の新型コロナ“封じ込め”対策 ポイントは「早期」と「徹底」(産経新聞) ← 和歌山県は3月4日に有田病院の安全宣言を出しています。

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Posted by miki at 11:38Comments(0)政治