2019年01月24日

公立高校の定員減で、専門科目の先生がいなくなる

兵庫県立千種高等学校播磨宍粟市

兵庫県内の公立高校が年々学級減になっています。
学級減少に併せて教員も減るので、小規模校では専門科目の常勤教員の確保が難しくなっています。

小規模高校で遠隔授業 兵庫県内、4月試行へ(神戸新聞NEXT)
高校は地域のシンボル的存在でもあり、県教委は当面、統廃合でなく学級減で対応する方針。だが教員の配置は生徒数に応じて決まるため、小規模校では専門科目を中心に、常勤の教員を確保できないなどの問題も生じている。
一方で、遠隔授業の試みもされています。

遠隔授業  県立高初 交流に「新鮮」 和田山高、千種高 /兵庫(毎日新聞)
県立和田山高校朝来市和田山町)と県立千種高校(宍粟市千種町)は15日、遠隔授業システムを使った合同授業をした。県立高では初の試みで、双方の教室に大型スクリーンを設置し、和田山高での講義を千種高側にも映し出し、両校の生徒が同時に受講した。
今日から毎日新聞が届いているのですが、記事によると、受講した生徒の中に「双方の生徒の意見が聞けて勉強になった」と、メリットを挙げる人もいたようです。

「高校は地域のシンボル」というケースはあるものの、姫路市内のように近隣校が複数あるような地域もあるので、学校統廃合を(一律に)進めない理由にはなりにくい気がします。
小規模校のデメリットは授業だけでなく、定数減に伴い部活動が休部したり統廃合される兆しもあります。

神戸市立高校神奈川県立高校は、1校あたりの学級数を維持するために積極的かつ計画的に学校統廃合を進めています。なぜ兵庫県がそれほど学校統廃合に消極的なのか、理解に苦しんでいました。

今年2度目の本会議一般質問を実施!!!(Web版ひであき日記)
平成26年度以降については、10年間で中学校卒業者数約6千人の減少が見込まれますが、これに公立高校への進学実績を勘案すると約4千人公立高校を受けられる数が減るということで、40人学級で割ると約百クラスとなります。これに対して今、全日制の高校は県立・市立を合わせて151校ありますので、すでに小規模になっている学校を除いても、ほぼ1校で1クラスの減ということで対応が可能な範囲です。従ってそういった考え方から、新たな統廃合等の計画は不要であると考え、新しい計画を策定せず、当面、現行の第二次実施計画を継続するということにしました。もちろんその先には、かなりの減も見込まれますので、その時には新たな計画の策定ということも視野に置いておく必要があることは言うまでもありません。
兵庫県は、あと5年くらいは学級減で対応し、そのあと統廃合を含めた計画を推進するようです。

その地域に代替する高校がないようなシンボル的な学校は存続しても、姫路市内のように隣接する学校が豊富なところは、統廃合の対象になりやすい気がします。

参考
神戸「兵商」最後の卒業式 来月末、90年の歴史に幕(神戸新聞NEXT)
高校野球 神戸市立神港高野球部 100年 最後の夏(神戸新聞NEXT)
兵庫県公立高等学校、募集定員1000人減(372log@姫路)
70学級減も、学校統廃合はなし? 兵庫県の公立高校で遠隔授業(372log@姫路)
母校がなくなる? 高校統廃合の可能性(372log@姫路)

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この記事へのコメント
私の過去の本会議質問を取り上げて頂きありがとうございます。
Posted by 兵庫県議会 竹内ひであき at 2019年01月27日 23:02
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