2018年01月04日

5つのキャラを持つ、世にも不思議な兵庫県



全国の都道府県を擬人化した漫画「うちのとこでは」の作者が兵庫を擬人化しようとしたところ、1人に収まらず5人になってしまったといいます。

関西・中国 あなたの県はどんなキャラ?(県民性キャラ うちのとこでは5)
【兵庫】
「一つの県につき一人」という本書ルールの例外県。摂津播磨丹波但馬淡路という、それぞれ地理も歴史も県民性も全く異なる国々が多数まとまった、珍しい県である。兵庫戦隊とお呼び下さい。
播磨についてはこんな記述があります。

うちのトコでは・近畿かしまし娘(wikipedia)
豪快で自己主張が強い。神戸たちと家族(兵庫)になった当時は兵庫一の稼ぎ手だったが、収入(税収)はほとんど神戸のために使われた。このため兵庫戦隊のなかで一番神戸に反抗することが多いが、ほとんど返り討ちに遭っている。
現在の兵庫県の成立には、明治政府の大久保利通が関わっていました。

桜井勉・府県統廃合(wikipedia)
明治9年の府県統廃合の原案作成をしていた内務卿大久保利通は、内務省高官で但馬出身の桜井勉に、豊岡県鳥取県の合併について意見を求めた。
(中略)
鳥取県は島根県、豊岡県は飾磨県と合併させる方が適切であると進言した。物産が豊かな飾磨県を当時基盤の弱かった兵庫県と合併させることを考えていた大久保利通は、これに豊岡県を加えると大きくなりすぎるため難色を示した。
大久保利通が神戸港(旧兵庫県)を育てるため、播磨(飾磨県)と合併させることを優先。結果、豊岡と丹波を分割して兵庫に編入することになります。

明治政府の神戸育成策により周辺地域が振り回され、「地理も歴史も県民性も全く異なる国々が多数まとまった、珍しい県」ができたことになります。
いっそのこと、兵庫県の成立過程を記した資料を世界記憶遺産に提案したらどうでしょう。

参考
ごのくにのかたち(神戸新聞NEXT) - 1876(明治9)年、内務卿大久保利通から意見を求められた但馬出身の官僚、桜井勉の一言が兵庫の広大な県域を確定させた。桜井は、但馬などの豊岡県と、主に播磨の飾磨県を合わせて独立させる案を示していたが、国際貿易港の神戸を支えるため、後背地を広くとりたい大久保の考えをくんだという。(記事より)
兵庫県(wikipedia) - 外貨獲得を急務とした明治政府は、但馬の生糸の輸出に摂津の神戸港を活用するため、大久保利通の指示の元、櫻井努が策定した案を基に1876年(明治9年)第三次兵庫県の区域を確定した。神戸を発展させるための財源として、豊かな農業国であった播磨・但馬などからの税収を充てたのである。(記事より)
全国3位だった播磨の税収(372log@姫路)
播磨とは(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:27Comments(1)社会