2013年03月10日
世界最先端・人類の「夢のマシン」が、播磨には2つもある
SACLA(播磨・佐用町)
サンケイビズがスプリング8とSACLAを取り上げています。
「魔法の光」で未知の世界を開拓 スプリング8とSACLAに“潜入”(SankeiBiz)
【理化学研究所播磨研究所】“夢の光”発振する「SACLA」‐創薬への活用に強い期待(薬事日報)
日本のように健康保険が充実している国は稀で、世界中には薬が買えないために死んでしまう人がたくさんいます。また、日本でも、高齢化社会になって医療費が肥大化し、国家が立ち行かなくなる恐れがあります。
20年もかかると言われる新薬開発が、たんぱく質の構造がわかれば短期間にできるようになり、ひいては価格の低下につながるでしょう。
参考
SPring-8は地球を救えるか?(372log@姫路) - 播磨が人類を救うかもしれません。
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サンケイビズがスプリング8とSACLAを取り上げています。
「魔法の光」で未知の世界を開拓 スプリング8とSACLAに“潜入”(SankeiBiz)
兵庫県佐用町に世界最先端の科学分析装置が2つもある。理化学研究所が所有する大型放射光施設「スプリング8」とエックス線自由電子レーザー施設「SACLA(さくら)」。内部に“潜入”すると、人類にとって未知の世界をのぞかせてくれる「夢のマシン」だった。製薬会社の期待が、ことの他強いことがわかります。
(中略)
中でも製薬業界の両施設に寄せる期待は大きい。医薬品の開発では、体の細胞内で情報をやり取りする「膜タンパク質」に化学物質(新薬候補)がどう作用するかを解き明かすのが最善だが、これまで膜タンパク質の構造解析は不可能とされてきた。
しかし、スプリング8やさくらの光をあてると、膜タンパク質の瞬時の変化を捉えられるかもしれない。
(中略)
理研は「スプリング8の利用料収入の6割は製薬会社だった」と打ち明ける。
【理化学研究所播磨研究所】“夢の光”発振する「SACLA」‐創薬への活用に強い期待(薬事日報)
併設された既存の大型放射光施設「スプリング‐8」での蛋白質構造解析技術にSACLAの分析技術が加わることによって、創薬を支援する同研究所の役割はますます重要なものになりそうだ。創薬というと、不治の病が治るという面ももちろんありますが、薬の値段を下げる可能性もあります。
日本のように健康保険が充実している国は稀で、世界中には薬が買えないために死んでしまう人がたくさんいます。また、日本でも、高齢化社会になって医療費が肥大化し、国家が立ち行かなくなる恐れがあります。
20年もかかると言われる新薬開発が、たんぱく質の構造がわかれば短期間にできるようになり、ひいては価格の低下につながるでしょう。
参考
SPring-8は地球を救えるか?(372log@姫路) - 播磨が人類を救うかもしれません。
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Posted by miki at 00:00│Comments(0)
│科学