2011年05月14日

当時のままの姫路モノレール

姫路モノレール手柄山交流ステーション

姫路モノレールを懐かしむかた、鉄道ファンなどが訪れています。

昭和40年代のモノレール展示室がオープン=兵庫県姫路市(時事ドットコム)
展示室では、保存している4両のうち2両のシートや床材など内装を張り替えた上で常設展示している。広告看板や時刻表などを復刻展示して 開業当時のプラッ トホームを再現したほか、車両にも乗車できる。車内には運転士や乗客の人形が設置され、当時の車内アナウンスを流すなど昭和40年代にタ イムスリップした かのような演出が施されている。入場は無料。
小倉沙耶さんも来られたようです。

手柄山交流ステーション(小倉沙耶のやわやわ日和)
1966(昭和41)年から1974(昭和49)年という、短い期間しか運行されなかったことと、一昨年まで一度も公開されなかったことから「幻のモノレール」とも言われていました。
その車体を眺めることができるばかりか、車内に入ることもできるという、夢のような施設です。
(中略)
姫路モノレールは、ロッキード式という走行方式を採用していました。
この方式の特徴は、コンクリート軌条にある1本のレールの上を、鉄車輪で走行するもの。
左右にもレールがあり、押さえ込む形で車両を安定させます。
この方式は、姫路モノレールと小田急向ケ丘遊園モノレール線でのみ採用されました。
どちらも現在は廃線となっており、向ケ丘遊園モノレール線は既に車両や鉄道施設が撤去・解体されているため、手柄山交流ステーションは、ロッキード式モノレールを見ることができる、とても貴重な施設ということになります。
ロッキードって、ロッキード事件でもおなじみ米国の航空機メーカー(現:ロッキード・マーティン)が出資した日本法人・日本ロッキード・モノレール社のこと。ロッキード式モノレールの営業路線は2路線(姫路と向ヶ丘遊園)のみ。
同社は1974年に事業性なしとして解散。

姫路モノレールが路線廃止した理由のひとつに、車両の保守が困難になったことがあります。

モノレール車内

実際に椅子に座ることもできます。



ここは手柄山駅でした。モノレールマンションがあるところが、次の駅、大将軍駅になります。

参考
手柄山交流ステーションで姫路モノレールを見てきた(Tsu.-Morrow!)
週刊 姫路モノレール
姫路モノレールの展示を見に行く(阪和線の沿線から)
手柄山交流ステーション、29日オープン(372log@姫路)
姫路モノレール復活。驚愕の「姫路の未来図」も(372log@姫路)
衝撃のビル。大将軍駅の秘密(372log@姫路)


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Posted by miki at 00:00│Comments(2)鉄道
この記事へのコメント
先週の土曜日私見に行きました。母 姉 も一緒に石見市長のお父さんが考えたみたいで。あのモノレールは母が10歳のときに祖父母によくのせて貰ったと話聞きました。ロープウェーもあった見たいですね。ミキさんの年代になるんですか?モノレールの保存状態もよかったです。15日までですが それ以降は展示はないんでしょうか?
Posted by あきこ at 2011年05月14日 10:26
あきこさん

コメントありがとうございます。

>ミキさんの年代になるんですか?

姫路博覧会は記憶にありません。モノレール休止の間際に乗った記憶があります。計算すると、小学生ですね。

>それ以降は

3Fの展示室は閉まるのでしょうが、2Fのモノレールは見れるでしょう。(たぶん)
Posted by miki at 2011年05月14日 18:29
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