2006年05月09日

姫路市本町68



世界遺産・姫路城の住所をご存知でしょうか?
「姫路城に住所なんてあるの?」

もちろんあります。「姫路市本町68番地

wikipediaより

姫路城所在地である姫路市本町68番地には、周囲の警察署高校美術館等も含まれており、単独の番地としては皇居千代田区千代田1番地に次ぐ広さといわれる


この由緒正しき「姫路市本町68番地」に、20年ほど前、姫路で初めての事務処理サービス会社・ワークデータバンクが設立されました。(参考 WDBの沿革

その後、WDBと社名を変え、急成長し、今年ジャスダックに上場を果たしました。

株式新聞より

 事務系の人材派遣から出発したが、当時まだ派遣市場が立ち上がっていなかった理学系研究職の成長性に着目し、開拓。質、量、納期など費用対効果を保証する高品質のサービスを提供し、現在では優良顧客を多く抱える専業トップシェア企業に成長した。
 理学系研究職派遣は専門性の高さから一般的な人材派遣業よりも単価が高く、広告費など人材獲得費用も低めで利益率が高い。この分野を専門的に手掛ける競合はほとんどなく、大手人材派遣会社の理学系部門が競合となる。市場はここ3年ほど年率30%程度の成長が継続。同社売上も市場成長とシェア拡大が相まって、年率50%以上の成長となっている。


金持ち喧嘩せずといいますが、人のやってることを追っかけて消耗戦をするんじゃなくて、人のやらないことをやれば、人に喜ばれて自分も成長するということでしょう。

姫路電球が高収益企業になった理由(372log@姫路)で、「ニッチな市場のニーズをつかむこと」を中核技術にしたウシオ電機について書きましたが、メーカーが大量生産を追うことが当たり前の時に、ニッチな市場に拘るのも、同じく「金持ち喧嘩せず」の精神なのかもしれません。

参考
姫路の人材派遣WDBがバイオ派遣会社買収(372log@姫路)

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります


同じカテゴリー(企業)の記事
 パナソニック姫路、液晶生産を終了 (2019-11-21 19:34)
 回転をやめたら課題が解決し、売上2割アップ (2019-10-05 12:49)
 かんぽ生命に限らず (2019-08-08 21:57)
 中播磨、西播磨で就職を考える人のサイト (2019-07-10 21:59)
 姫路の寺田さんが島根県でパン屋を開業した結果 (2019-04-15 01:21)
 すぐ涼しい!特許技術搭載の携帯型ドライミスト「ミストポット」 (2019-04-06 00:00)

Posted by miki at 01:07│Comments(2)企業
この記事へのコメント

姫路市本町68。
まさに私が生を享けた場所です。(旧国立姫路病院)
それだけに、この番地に対する思いはひとしお。

GWに、姫路市に編入されて初めて帰省しました。
広報紙が変ったことと市町境の標識がなくなった以外は
実感はありませんね。

愛媛では合併後も旧市町の境界の標識に「旧」というシールを
貼っているんですが。
Posted by skyline@姫路出身愛媛在住 at 2006年05月12日 23:26

skyline@姫路出身愛媛在住さん

コメントありがとうございます。
中には、生まれも学校も本町68という人もいるかもしれません。
Posted by miki at 2006年05月13日 06:28
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。