2008年11月12日
姫路に食品版「コンビナート」。凸版印刷も進出
印刷業界大手の凸版印刷が、ネスレ姫路工場内にラインを新設したとのこと。いったいどういうこと?
凸版印刷、ネスレ日本の姫路工場に生産ライン新設(NIKKEI NET)
凸版印刷は、ネスレ日本(神戸市)の姫路工場(兵庫県姫路市)敷地内にインスタントコーヒーの詰め替え用ボトルを生産するラインを新設した。投資額は約10億円。凸版が納入先の工場内にラインを設置するのは珍しいという。凸版印刷は、単に印刷するだけでなく食品のパッケージそのものも製品として製造しています。凸版印刷のお客さんであるネスレ日本の敷地内でこのパッケージを生産することで、輸送費や時間を削減しようということみたいです。
パナソニック系液晶工場の敷地内に大日本印刷がカラーフィルター工場を造っているのと同じで、新たなタイプのコンビナート(「結合」を意味するロシア語)が姫路に誕生したことになります。
分野は違えど、大手印刷会社の両雄がともに姫路進出とは景気のいい話です。
参考
違いがわかる?姫路のコーヒー(372log@姫路)
大日本印刷姫路進出、正式リリース(372log@姫路)
化学業以外のコンビナート(wikipedia)

Posted by miki at 00:00│Comments(0)
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