2019年08月27日

地方の公立高校に全国から生徒が留学する理由

子供の数が減少するのに合わせて、地方の公立高校の生徒の数が減っています。

公立高校の定員減で、専門科目の先生がいなくなる(372log@姫路)
兵庫県内の公立高校が年々学級減になっています。
学級減少に併せて教員も減るので、小規模校では専門科目の常勤教員の確保が難しくなっています。
東京など、都会ではそうでもありません。
いま、都会から地方に留学する高校生が増えています。

都会っ子が「地方公立校に留学」ブーム 寮や研修充実(NIKKEI STYLE)
首都圏などから地方の公立高校に入学する「地方留学」にブームの兆しがみえる。
(中略)
県外生徒の募集は島根県隠岐島前高校が、町おこしの一環で始めたことで知られる。これを島根県が県下の公立高校に広げ、昨年から全国規模に拡大した。
(中略)
都会の公立中学にいて、居場所がない、窮屈だと感じている。この延長線上で同じ地域の高校に行っても変わらないと子どもは敏感に感じている。もっと生き生きしたい、もっと自分のことを見てくれる環境に身を置きたい、もっと強くなりたいということへの子どもの感度は高い
(中略)
人口減少になると、この均等な教育の負担が重くなり、県教育委員会は廃校にせざるを得なくなる。高校がなくなったら地域は衰退する。しかしその地域ならではの魅力があり、それを生かした教育があるはずで、その主体は県教委ではなく、地域になる。意欲のある学校や県教委と連絡を取り、実際に訪れて首長と校長に会い、覚悟のあるところを集めている
島根で始まった国内留学ですが、広島、沖縄や北海道にも広がっています。
首都圏ではなく、違う環境でもっと生き生きしたいと考える中学生が増えているようです。

未来はどうなるのか。過疎が日本一早く訪れた島根などの地域や、未来を担う子供たちの感性の中にヒントがある気がします。

参考
島根の公立高校には寮がある(372log@姫路)
ピンチをチャンスに。「過疎」から「課題解決先進地」へ(372log@姫路)

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