2018年10月22日

少子化対策と産科医師問題



今年7-9月に放送されたNHKドラマ・透明なゆりかごでは、産婦人科を舞台に、こどもの命の尊さをテーマにしたストーリーが展開されました。

子どもを産むことの大変さを改めて痛感したのですが、播磨にはそれ以前にもっと深刻な課題があります。

意外な医療過疎地域、兵庫〜関西修行記 vol.2~(HuffPost)
兵庫県の産婦人科医師数は全国平均16.7人に対し15.7人とやや少ない。加えて神戸市17.8人に対し、阪神地区15.9人、播磨地区全体では14.4人と医師偏在の問題もある。
(中略)
どうしてこのような医師不足・偏在が存在するのだろうか。原因は医師養成機関の少なさにある。兵庫県内には西宮兵庫医科大学、神戸市内に神戸大学と2つの医学部があるが、北部の但馬・丹波地区や西部の播磨地区には医学部が存在しない。
そもそも産婦人科医師が少ない。その原因は、播磨に医学部がないからです。

産婦人科にお世話にならずに出産する人がほとんどいない以上、少子化対策の一丁目一番地は産婦人科問題ではないでしょうか。
この点、(田舎で何もないと思われているけど)人口が少ない割に医学部がある鳥取島根の都市部のほうが、よほど恵まれていることはあまり意識されません。

県は奨学制度を実施して、中播磨西播磨の医師を確保しようとしていますが、「日本の医療格差は9倍」の著者で医師の上昌広氏は
兵庫県、特に播磨地域の医師不足は根が深く(中略)播磨地区に医師養成機関を創設することが必要です。
とおっしゃっています。
姫路市はこの問題にどう対応していくのか。県任せなのか。知りたいところです。

参考
欧米スタイル・産科オープンシステムが相生で開始(372log@姫路)
医者の卵が姫路から逃げていく残念な事実(372log@姫路)
医者も「ふなっしー」もいない姫路(372log@姫路)
播磨に医者が少ない理由(372log@姫路)
もっともっと姫路!清元ひでやすのチャレンジ - 親・子・孫、みんな元気に、地域医療の充実を(記事より)
飯島よしお「新しい姫路宣言」 - 医療・介護・高齢者福祉の充実で地域包括ケアシステムの先進都市へ(記事より)

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります


同じカテゴリー(子ども)の記事画像
自分の子どもが勉強しない理由
ティーチングからコーチングへ。「昭和のチップ」を書き換えよう
ドイツで「小さな奇跡」。深刻な出生率低下から一転、ベビーブーム
「秀才で東京に行った兄」「ロクに勉強せず地元に残った弟」
子育て世代が住みたい田舎、近畿トップは赤穂
地域コミュニティ拠点
同じカテゴリー(子ども)の記事
 自分の子どもが勉強しない理由 (2018-10-26 00:34)
 ティーチングからコーチングへ。「昭和のチップ」を書き換えよう (2018-09-23 00:00)
 「廃止」はスカッとするかもしれない (2018-07-25 21:38)
 ドイツで「小さな奇跡」。深刻な出生率低下から一転、ベビーブーム (2018-04-05 22:27)
 姫路から藤井聡太を育てたい (2018-03-25 00:00)
 「秀才で東京に行った兄」「ロクに勉強せず地元に残った弟」 (2018-01-20 00:00)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。