2014年05月20日

世界教育白書「特異な国」ニッポン



日本が少子化になった理由のひとつに、教育に金がかかり過ぎるというのがあります。

韓国の大学授業料半減策に学ぶ(YOMIURI ONLINE)
OECDの世界教育白書では、これまで日本と韓国の2か国だけ、「大学の授業料が高く、給付奨学金のない」という特異な国に分類されてきた。ところが、その韓国が授業料半減に乗り出している。日本政府が今何の策も示さないとすれば、日本は大学教育で世界の大勢に遅れをとり、将来は暗澹たるものになる
日韓は他国と比べて、大学授業料が高額で、給付奨学金がない「特異な国」の烙印を押されていましたが、韓国は脱出しつつあります。

韓国で授業料を半減したら、アルバイトをしなくてすむようになった学生が勉強するようになり、ボランティアをする学生が増えたといいます。
日本は、世界で唯一の「特異な国」となったわけです。

将来を担う若者への投資が低い国の末路なんて見たくありません。

参考
「少子化社会 少子化社会 に関する 国際意識 国際意識 調査」 結果 の公表について 【概要版 】(内閣府) - ◆日本、韓国アメリカで 希望する人数まで子どもを増やさない理由は「子育てや教にお金がかりすぎるから」が多い◆・ 日本 では 、前回調査同様「子育てや教育にお金がかりすぎるから」が最も高い。(男性: 44.6、女性: 39.5%)。 韓国、アメリカでも男女ともに最も高いが、特に韓国では7割を超える。(記事より)
私学が奨学金拡充、学費値下げ競争。国立より安くなる?(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)学校
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