2012年11月16日

新型火力発電、試運転開始。関電の姫路依存激化

姫路第二発電所関西電力

関西電力最大の火力発電所・姫路第二発電所で、新しい高効率タイプの火力発電が始まりました。

新方式の火力を試運転開始 関電が姫路で、コンバインドサイクル方式(SankeiBiz)
関西電力は15日、発電効率の高いコンバインドサイクル方式への更新を進めていた、火力の姫路第2発電所1号機(兵庫県姫路市)が試運転を始めたと発表した。来年10月に営業運転を始める。
2015年には6機すべてが更新されるとのこと。

原子力発電の比率は下げていかざるを得ない状況がある(ただ自民党が政権をとるとどうなるか見えませんが)ので、火力発電が主力にならざるを得ません。

原子力依存度全国一だった関西電力は、今後益々、姫路依存度を高めることになりそうです。

参考
姫路第二発電所新1号機の試運転における発電開始について(関西電力)
世界最高の発電効率。播磨製ガスタービンを世界へ(372log@姫路)
これまで以上に、近畿のエネルギー拠点になるかも(372log@姫路)
国内最高の省エネ火力発電へ。姫路第二発電所(372log@姫路)
安倍自民党総裁:経団連の「原発ゼロ見直し」に賛同(毎日jp)

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Posted by miki at 00:00│Comments(2)企業
この記事へのコメント
 原発が今のような状況では、古い火力発電所をリプレイスして最新鋭にしていくことは重要です。
 現在の火力発電の方式は、まずはガスタービンで発電した上で、ガスタービンの燃焼熱を再利用して蒸気を作ってさらに発電するコンバインドサイクル発電が主流です。発電の効率を上げるためには、ガスタービンの燃焼温度を上げなければなりませんが、そのためには高温に耐える素材の開発から始めなければならず、関西電力の姫路発電所も10年がかりの計画で発電効率60%達成に向けた取り組みがなされてきたのだろうと思います。
Posted by OSA at 2012年11月17日 00:22
OSAさん

>関西電力の姫路発電所も10年がかりの計画で発電効率60%達成に向けた取り組みがなされてきたのだろうと思います。

おっしゃるように、
姫路第2火力のリプレイス計画は、2011年以前に立てられていて計画通りに粛々と進んでいるだけのようです。
Posted by miki at 2012年11月19日 19:44
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