2008年11月11日

ガソリン価格高騰で消費が向上? 中間決算の明るい話題

西松屋チェーン楽天市場店

ここ数週間は、ガソリン価格が低落傾向になってきましたが、7月~9月と言えばガソリン価格高騰で郊外店での買い物を控える傾向がありました。しかし一方で、売上げを伸ばしていた会社がありました。ネット販売大手の楽天です。

楽天の第3四半期決算、営業利益が過去最高、前年同期の2倍に(INTERNET Watch)
三木谷社長は世界経済が減速している中で業績が順調に推移している点に関して、従来インターネットで買い物をしていない層が利用するようになったことを挙げたほか、ガソリンの高騰で家にいる時間が長くなっていることもECの利用を増加させていると指摘した。
ガソリン高騰で出かけなくなると消費が増えるというのも、百貨店などの旧来型店舗から見ると羨ましいでしょうね。

一方、姫路市の企業も好調。山陽特殊製鋼(姫路市)は中間決算で増収増益でした。

山陽特殊製鋼の中間決算…経常益2.1%増 新興国向け特殊鋼好調(Response)
収益では、高騰していた鉄スクラップなどの原燃料価格が高騰したことによる売上原価の上昇などがあったが、売上げ増やコストダウン効果で経常増益となった。
三菱電機も5年連続増収増益とか。

【決算】三菱電機,産業メカトロニクスの不振を見込んで下方修正するも「営業利益率5%以上は達成したい」(TechOn!)
三菱電機は2008年度中間決算(2008年4~9月)について,5年連続の増収増益と発表した。
(中略)
上半期前半は韓国や台湾でのFPD関連や国内の実装機関連,日系メーカーに向けた自動車関連が順調だったとする。
12期連続で増収増益。今年1000億円企業となった西松屋チェーン(姫路市)は、成長企業の最新IT事例として日経コンピュータに取り上げられています。

西松屋チェーン、神奈川トヨタ●部門横断で業務改善、IT部門もチームに参画(ITpro)
約600店舗を展開する同社にとって、作業時間を1店舗当たり1日わずか1分短縮するだけでも、人件費だけで365万円(時給1000円換算)を節約できる。実際、今年9月まで3年がかりで実施した商品陳列作業の合理化策では、イントラネットを通じて陳列方法の電子マニュアルを配信したり、商品棚別に配送するよう物流システムを変更した結果、1店舗当たり年間330時間分の業務を合理化した。全店合計では約20万時間、金額に換算すると約2億円分の利益を生み出したことに相当する。
米国が金融危機であろうが、トヨタソニーが減益になろうが、姫路の会社だけは景気に左右されずに元気にいくんだといきたいところです。

参考
売上よりプロセスが大事(372log@姫路)
急成長企業 西松屋チェーンの秘密(372log@姫路)

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