2008年10月03日
「鉄は世界なり」の時代へ

鉄鋼業界国内1位、世界2位の新日本製鉄ですが、他社との連携を活発化させています。
“日本の優等生” 新日鉄は「真のグローバル企業」になれるか?(ダイヤモンド・オンライン)
新日鉄のここ数年の動きでキーワードとなるのは、「戦略的な連携の深化」と「株式の相互取得」である。海外ではPOSCO(韓国)、国内では住友金属・神戸製鋼と、いずれも株式の相互取得を含めた提携を進めている。鉄源設備の共同利用なども進めており、事業的にもシナジーを描いている。このたび、神戸製鋼と合弁で、姫路に国内最大級の還元鉄生産設備を建設することになりました。
新日鉄と神鋼がリサイクルで合弁(MSN産経ニュース)
新日本製鉄と神戸製鋼所は2日、製鉄過程で発生する鉄分などを含んだちり(製鉄ダスト)のリサイクルを目的に、合弁会社を設立すると発表した。新日鉄広畑製鉄所(兵庫県姫路市)内に、国内最大級となる年間処理量約40万トンの神鋼製処理設備を建設し、平成23年内の稼働を目指す。新日鉄:製鉄ダスト再利用で神鋼と提携 年産30万トン(毎日jp)
10月中旬に共同出資会社を設立する。出資比率は新日鉄が70%、神戸製鋼が30%。総投資額は約200億円。姫路に関して言えば、企業の投資意欲は旺盛ですね。
新日鉄の広畑製鉄所(兵庫県姫路市)内に、製鉄ダストから還元鉄を生産する施設を建設し、10年中にも稼働させる。還元鉄の生産規模は年約30万トン。
参考
新日鐵広畑、大幅に生産規模拡大(372log@姫路)

Posted by miki at 00:00│Comments(2)
│企業
この記事へのコメント
「日本の鉄の原点」
いま、籔田紘一郎著「ヤマト王権の誕生」が密かなブームになっていますが、
それによると大和にヤマト王権が出来た当初は鉄器をもった出雲族により興
されたとの説になっています。
そうすると、がぜんあの有名な山陰の青銅器時代がおわり日本海沿岸で四隅突出墳丘墓
が作られ鉄器の製造が行われたあたりに感心が行きます。当時は、西谷と
安来-妻木晩田の2大勢力が形成され、そのどちらかがヤマト王権となったと
考えられるのですがどちらなんだろうと思ったりもします。
西谷は出雲大社に近く、安来は古事記に記されたイザナミの神陵があるので神話との関係にも興味がわいてきます。
いま、籔田紘一郎著「ヤマト王権の誕生」が密かなブームになっていますが、
それによると大和にヤマト王権が出来た当初は鉄器をもった出雲族により興
されたとの説になっています。
そうすると、がぜんあの有名な山陰の青銅器時代がおわり日本海沿岸で四隅突出墳丘墓
が作られ鉄器の製造が行われたあたりに感心が行きます。当時は、西谷と
安来-妻木晩田の2大勢力が形成され、そのどちらかがヤマト王権となったと
考えられるのですがどちらなんだろうと思ったりもします。
西谷は出雲大社に近く、安来は古事記に記されたイザナミの神陵があるので神話との関係にも興味がわいてきます。
Posted by 大和島根 at 2008年11月26日 22:53
大和島根さん
コメントありがとうございます。
コメントありがとうございます。
Posted by miki
at 2008年11月26日 23:38
