2008年09月06日

ボーイング次世代機。心臓部は播磨から



ボーイング次世代機の心臓部であるエンジンが、播磨で公開されました。l

B787のエンジンを試験 兵庫・明石の川崎重工業(東京新聞)
米ボーイング社の次世代中型旅客機「ボーイング787」用のエンジンの耐久性能などを確認する運転試験が3日、兵庫県明石市川崎重工業明石工場で本格的に始まり、エンジンが報道陣に公開された。
注目されるのは、この787の開発コンセプトです。

787の展望(Wikipedia)
エアバス側は「ハブ空港間で運用する大型機を開発し、ローカルへは持ち駒豊富な自社の単通路機での乗客の振り分け」(ハブ アンド スポーク)を想定している
これに対し、
ボーイング側は「乗客は面倒な乗り換えを好まず、中型機による直近の空港への乗り入れを求めるようになる」(ポイント トゥ ポイント)とする予測を立てている
世界の航空機市場を2分する2つの企業は、今後、航空機需要が増大することでは一致するものの、全く異なる見方をしています。

「ハブ空港」というのは、主に供給者の視点です。しかし、ボーイングのいう「ポイントトゥポイント」というのは、乗客の率直な要求に基づいた発想です。787に代表されるように、航続距離が伸びていけば、今よりもハブ空港の役割は低下し、必要な都市間をダイレクトに直結するニーズが強まっていきます。アジアのハブ空港を目指してあらゆる航空需要を関西空港に集中させることに成功した頃、世の中の大勢は「ポイントトゥポイント」になっていましたというのではショックが大きいので、都市型空港の神戸伊丹を廃港にするのだけは思い留まって欲しいですね。

ところで、再び「伊丹は邪魔」発言で注目を集める橋下大阪府知事ですが、素人どころかめちゃくちゃ玄人ではないかと言う見方があります。

橋下「伊丹空港は邪魔」発言の真意は、(SALUMERA)
橋下知事の本音は、伊丹存続、むしろ関空のほうを廃止せよ、ということではないか?
「伊丹邪魔」発言は、そこに伊丹住民や周辺自治体、航空会社、果ては国までを誘導するための、橋下流のひねくれたレトリックでは、という気がしてきた。
(中略)
伊丹廃止じゃなくても、神戸廃止かもわかんないし、関空廃止かもわかんないし、でもね、もし関空が廃止になるなら、伊丹を24時間空港にしなければという、そういう話になるかも知れない。
(中略)
― 知事はいつも関空をお使いですか
「私ですか、私はずっと伊丹です」
最後は、結構受けたのですが、橋下流発言の真意は、難しすぎて私にはわかりません。しかし、鬱積する伊丹周辺住民への補助金問題等、問題がある部分についてはこれを機会に一掃してもらいたいと思います。

参考
関西3空港は供給過剰=改めて伊丹廃止に言及-橋下大阪知事(時事ドットコム)
橋下知事「伊丹廃止も視野」。ただし権限なし(ひめナビブログ)

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