2019年11月15日

課題こそチャンスの源泉


電子国家として世界的に有名になったエストニア。背景には、まだ独立後30年でやむを得ない事情がありました。

[未来観光 vol2 タリン編] もしも国がスタートアップになったら?(BIOTOPE TIDE)
「エストニアといえば電子政府」と言われるほど、世界的にブランディングに成功したエストニアだが、忘れてはならないのは、この国がソ連崩壊からの独立後30年という非常に若い国であること。
(中略)
初めて行われた選挙で、30代の若者たちが中心になった党が勝ってしまい、国の創設は30代の若者たちに任されることになった。
(中略)
政府機能についてはコストをかけずに、デジタル技術を使ってできるだけ効率的なインフラを設計するしかなかったというコストダウンの要請からエストニアの電子政府はスタートする。
人もお金もない。だからチャンスがある。

人口減少が止まらない神戸市に7万人集まる 仕掛け人の「つなぐ課」とは(Forbes)
2019年に神戸市に住む日本人は148万9820人。前年より6235人減少し、全国の市区町村では最大の減少となったという。課題は山積みというが、長井さんらからは悲観的な意見は聞こえなかった。
なぜなら彼らは、課題こそがイノベーションの源泉であり、可能性と捉えているからだ。
日本一課題がある。
課題があることがチャンスの源泉。

参考
兵庫県はエストニアになれるのか(372log@姫路)
神戸にアムステルダムから船が来なくなった本当の理由(372log@姫路) - 明治政府が何も無いところに外国との窓口を造ろうと港を造ったのが事実上の神戸の始まり。無から有を創るのは神戸のDNAです。(ブログより)
ピンチをチャンスに。「過疎」から「課題解決先進地」へ(372log@姫路) - 「過疎地」は今や「課題解決先進地」と呼ばれています。(ブログより)

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Posted by miki at 02:10│Comments(6)社会
この記事へのコメント
姫路もぼーっとしとったら廃墟都市なるで~笑
Posted by にるぽ at 2019年11月15日 02:44
姫路から東京はホンマに遠い…大阪も遠い。姫路は大阪に頼らない街造りしないと。姫路空港賛成です。
Posted by しんや at 2019年11月16日 21:25
姫路は神戸以上にネタの宝庫だけど、活かそうとする意欲が希薄。
なんだかんだあっても、長い目で見ると自然環境や地政学的に恵まれてきたおかげといえばそれまでなんだろうけど。
Posted by mikimiki at 2019年11月17日 08:21
ネットって都市間マウントが凄いけど、東京行って思ったんが結局その街の住民の為に行政をやってるかなんですね。オフィスビルは高いやつ沢山建てるべきだし、出版や放送等も関西が獲得しなければならない権利。
Posted by しんや at 2019年11月17日 09:09
しらんけど
結局一人ひとりが頑張るかどうか
Posted by にーと at 2019年11月20日 23:51
しんや様

>出版や放送等も関西が獲得しなければならない権利

国は地方創生とか言ってるけど、マスメディアを規制して(例えば)関西発の全国放送枠を思いきり絞ってる現状がある。
キー局制度をいじらずに、東京一極集中なんて掛け声だけ感満載。
やはりマスメディアの影響は絶大だと思う。
Posted by mikimiki at 2019年12月08日 12:02
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