2008年06月09日

550基を確認済み。古墳の宝庫、姫路

壇場山古墳姫路市御国野町)の石棺

古墳は、土を盛り上げて造られた巨大なお墓。今から1800年前、3世紀から400年間は、古墳時代と呼ばれて古墳づくりに膨大なエネルギーをつぎ込んでいました。
古くから栄えた姫路地域でも、古墳づくりは盛んだったようで、これまでに550もの古墳が確認されているそうです。

播磨(旧播磨国)最大で、県下でも最大の古墳は、垂水にある五色塚古墳で、全長194m。次いで大きいのが姫路市御国野町の壇場山(だんじょうざん)古墳で、全長147mだそうです。これ、最近測り直したら従来言われていたよりも大きかったようで、ガイドブックによっては県下3位と書かれているものあるそうですが、現在は県下2位。

コンセルボブランドでもおなじみ岡野食品産業本社のすぐ近くにあるこんもりと緑で生い茂った壇場山古墳は、とくに公園化されているわけではありませんが、階段があって墳丘に簡単に登ることができます。

墳丘に登ると、前方後円墳を実感できる空間が存在し、地面に露出した石棺(せっかん。遺体を収めるために石で作られた棺)の一部も見ることができます。

過去に発掘作業が行われた記録が無いとのことで、今も様々な宝物が眠っているのかもしれません。

参考
長持形石棺(しんちゃんの日記) - 本物の長持形石棺は、播磨で見られます。姫路の御着駅の北側の檀場山古墳と山の越古墳です。(ブログより)← 本物の石棺を見ることができるというのは、結構貴重なことみたいですね。
101陽差しが淡く 壇上山古墳(歴史の風景-播磨伝説異聞)
姫路古墳群の中核施設(ひめナビブログ)

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)歴史
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