2015年09月10日
会員でなくてもネットで自由に読める新聞

かつては自由に読めましたが、最近は会員にならないと全文読めない新聞社のサイトが増えました。
いま、たまたま朝日新聞をとっているのですが、ネットで見るほうがラクなので、産経や読売を読むこともよくあります。
産経や読売は会員限定の記事が少なく、おおむね全文読むことができるのです。(あくまでネット版を、ですが)
ジャーナリストの池上さんが、こんなことを言っています。
池上彰が斬る!「朝日より読売、産経が問題」(東洋経済オンライン)
安保法制賛成の新聞は反対意見をほとんど取り上げない。そこが反対派の新聞と大きく違う点です。読売は反対の議論を載せません。そうなると、これがはたしてきちんとした報道なのかってことになる。反対派の新聞とは、朝日・毎日・神戸でしょうか?
となれば、新聞をとらずにネットで普通に情報を仕入れていると、反対派の意見が入りにくくなる。
新聞の購読者が激減し、ネットで情報を仕入れる人が増加する昨今、さぞかし賛成派が増えているのかと思いきや、反対がますます増えています。
安保法案 今国会で成立“反対”65.6%(YAHOO!ニュース)
NNNが4日~6日に行った世論調査によると、審議が大詰めを迎えている安全保障関連法案について今の国会で成立させることを「よいと思わない」が前月より7.8ポイント増え65.6%となった。「今の国会で成立させる」という聞きかたなので、「基本的には賛成だがいまの状態で急ぐのは反対」という人もいるでしょうが、それにしてもNNNと言えば読売新聞のテレビ版かと思っていたので、「どんだけ反対が多いんだ?」というのが率直な感想です。
「46.6%の人が、法案に反対するデモが国民の意識を『代表していると思う』と答え、36.9%の人が『代表していると思わない』と答えた。」と、反対デモが一部の特殊な人の主張ではないと思っている人が多い。
「主催者発表の数が多いけど、うちの新聞社で数えたらずいぶん低い数字が出たよ。」というのも、大事な情報だと思います。
「デモで反対している人の品がなかった」という現場リポートも貴重な情報です。
でも、国会周辺を少なくとも3万2千の反対派が埋め尽くしたという近年ない社会現象に、真摯に向き合った上で、(それでも)安保法案に賛成だという冷静な記事を期待したい。内閣の主張だけでなく、もっと社会を構成する様々な人の思いや、場合によっては自衛隊員の思いなど、自社の得意なネットワークで、現在の状況を分析して欲しいのです。
そうでなければ、池上さんだけでなく、読者からも見離されるのではありませんか。
正直、毎日や朝日しかない世の中は、つまらない。
でも、毎日や朝日を叩くしか能のない新聞が何社あっても、あまり楽しくありません。
頑張れ読売、頑張れ産経!
参考
安保法案反対デモ、本当の参加者数を本社が試算(産経ニュース)
【酒井充の野党ウオッチ】朝日新聞や民主党が絶賛した8・30国会デモは、デマと罵詈雑言が飛び交う「異常空間」だった…(産経ニュース)
野田聖子はよく全体主義と戦った(小林よしのりブログ) - 「全体主義」を望む感覚がフジ産経グループにはあるのだろう。劣化三昧だな。(ブログより)
朝日新聞が部数を増やしている(372log@姫路)
できの悪い新聞社でも、多いほうがいい(372log@姫路)

Posted by miki at 00:00│Comments(0)
│マスメディア
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