2008年05月07日
文化大国日本。小豆大国姫路

日本文化に対する世界の評価が高まっています。
「魅力」を売るクールな日本(上)(朝鮮日報)
日本に対する欧米の熱狂ぶりは、韓国人の想像を超えている。マドンナは東京の路地裏を舞台としてミュージックビデオを撮り、スポーツ選手は意味も分からず日本式の漢字の刺青を入れている。寿司が高級料理として知られているかと思えば、日本式「禅」スタイルは欧米の上流層が好む高級な生活様式として受け入れられている。和菓子で定番の小豆(あずき)を使った、回転焼き(今川焼き)の御座候やたい焼きでも有名になりつつある姫路ですが、小豆専門の博物館が来年6月オープンします。
(中略)
韓国人が意識しない間に、日本は経済大国を脱皮し、「文化大国」に変身した。今、日本は世界で最も魅力的な国として通じている。
小豆博物館:姫路で着工、来年6月開館 /兵庫(毎日jp)
展示館(入館有料)では国内外の小豆の生育・栽培状況や生態など植物学的な情報や、人が小豆を食べ始めるようになってから、赤飯やおはぎなど年中行事と結びつくようになるまでの歴史や文化を紹介する。子どもも楽しめるようミニシアターやゲームコーナーなどもある。また、同社工場の小豆の加工工程を紹介するコーナーや小豆を使った簡単な料理や菓子を作る体験もできる。漢方薬としても用いられるという小豆は、薬用効果があると古代から言い伝えられ、昭和の初期までは、毎月1日、15日には、小豆ご飯を各家庭で炊いていたそうです。
小豆入りの和菓子を食べると健康になるというのも、洋菓子よりカロリーが低いという消極的要因だけでなく、もっと積極的な意味があるのですね。
健康イメージの強い日本食文化の発信拠点として、新しい博物館が世界にも注目されることを期待します。
参考
「MANGA」の聖地に3万人の外国人が来館(MSN産経ニュース) - 開館1周年を迎えた国内初のマンガ総合博物館「京都国際マンガミュージアム」(京都市中京区、館長・養老孟司東大名誉教授)の来館者が、当初予想より5割増しの22万7000人に達し、うち3万人が外国人だった(記事より)
回転焼き(今川焼き)のアンは、姫路製(ひめナビブログ)
「姫路の味」鯛焼本舗・遊示堂に並ぶ(ひめナビブログ)
姫路菓子博2008終了日まで、あと4日

Posted by miki at 00:00│Comments(0)
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