2005年02月25日

名古屋の雇用が減る理由



中部国際空港開港や愛知万博と景気のいい話が続く2005年の名古屋ですが、今年確実に雇用は減るという話がありました。
商工会議所主催講演会「都市再生へ向けて」で、東京・大阪・名古屋・神戸・姫路など、団塊の世代を多く採用してきた昔ながらの都市は、大量退職時代で雇用が減る。その結果、企業は身軽に。「企業は収益があがり、消費は縮小」となり、いくらトヨタが収益をあげても名古屋の雇用は減るし消費は拡大しないとか。
逆に福岡、札幌、仙台、大津、草津などの団塊世代の就職時代に未発達だった成長都市は雇用を拡大することになるそうです。

私が印象に残ったのは、新大阪の例で、「あれだけ人が往来しているのに飲み屋一つない」という言葉。
普段、「鉄道社会とクルマ社会は違うんだ」とか、「京阪神は別格」などと考えていましたが、鉄道社会でもやる気が無ければ街はできないし、いくら姫路駅の利用者が増えても新大阪みたいになってしまう危険性もあるんだと再認識させられました。

都市再開発のポイントは2つ
1 店(商業床面積)を増やしすぎない(姫路は全国平均を上回り、危険地域に突入)
2 中心市街地に住もう。公共施設・学校・病院を戻そう(姫路は全国で最も郊外に施設を移してしまった)

また、家賃が安くても貸そうと言う地権者を探し、その地権者を儲けさせる事例をつくろうというお話でした。

P.S.
藻谷さんは、全国の市町村に全て行ったことがあるそうですが、「家島の魚は日本一美味しい」とおっしゃってました。
また、神戸のことを「歴史も資産もなく、市街地だけを必死に守っている街」と。
講演者の藻谷さんの同僚、大西さんは姫路の出身(姫路西高OB)だそうで、今回同行されていました。
姫路出身者は優秀な人が多いと思うのですが、姫路にとどまる人はごく一部のような気がします。
これから急激な高齢化を迎える東京や大阪、神戸の危険性を察知して、そろそろUターンして帰ってきてほしいものです。

参考 好景気という妄想(名古屋の景気に疑問を呈するblog)

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