2008年12月16日

105歳で現役、姫路の黒田さん。「もっと勉強せなあかん」

姫路市内の風景(姫路市東延末

「高齢化社会で働き手がいなくなる」と、危機感を持つ人が少なくありませんが、姫路では「市民参加・生涯現役の安心教育都市」というビジョンを掲げていて、高齢者になったからと言って、おいそれと引退できません。

「トクメン・105歳の刑務所ボランティア」NNNドキュメント'08 日本TV(shima-tの 中学校道徳研究)
刑務所の面接ボランティアとして活躍する105歳のおばあさんを紹介。刑務所で受刑者のボランティア面接官を51年にわたり継続している兵庫県姫路市在住の黒田久子さん105歳。出向くのは姫路少年刑務所。仮出所前の受刑者に対し、心構えを諭している。こういった活動をしているボランティアを篤志面接委員、通称トクメンとよび、現在国内に1800人ほどおり、8割が60歳以上とのこと。
黒田さんは、全国でも最高齢の篤志面接委員(トクメン)。最高齢になっても「もっと勉強せなあかん」とおっしゃっています。

誇り胸に歩む 黒田さん、鈴木さん、春の叙勲受章(神戸新聞)
半世紀にわたり姫路少年刑務所のボランティアとして篤志面接委員を務めてきた。窃盗や傷害などを犯した若者ら約三千二百人と向き合い、社会復帰を支援してきた。
(中略)
この半世紀で、犯罪集団や親子関係、受刑者の価値観が大きく変わった。全国約千八百人の篤志面接委員の中で、最高齢になっても「もっと勉強せなあかん」と思う。
私なんか、まだ50歳にもなっていない、駆け出しの鼻垂れ小僧でございます・・。

P.S.
ネタに困っていたところにタイミングよくネタを提供してくれた高校の同級生Aさん。ありがとうございました。来年の正月の同窓会の有無についてはUさんに聞いてみてください。

参考
-高齢者-篤志面接委員 黒田久子さん(ふらっと) - 「皆さんが『健康の秘訣は?』とかおっしゃってくださいますが、私は栄養がどうのこうのはありません。特別なことは何もしてないし、すべて普通。息子家族と住んでいるので、家では何もしません。私は、長生きは授りもんやと思います(笑)。あえて言えば、続けてやらなあかんことが次々とあることでしょうか。」(記事より)
全国最高齢の篤志面接委員 黒田久子さん | スペシャル対談~藤本裕子が各界トップに迫る(トランタンネットワーク新聞社) - 「人間、100歳で一人前。ようやく始まったばかりです。老いても夢をなくさず。生かされている今に感謝して、今日一日の仕事をしようと、日々、心しています。」(記事より)
85歳の勤労学生(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)社会
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