2019年12月07日

お金持ちより信用。ポスト資本主義社会


資本主義はお金持ちが尊重される。
ポスト資本主義は信用のある人が尊重される?

中国:国家と企業が一体となったデータ運用(テレスコープマガジン)
中国では国家と企業が一体となって、あらゆるデータを徹底的に集めることができます。
(中略)
社会信用スコアというものがあり、社会にとってプラスになることをするとポイントが加算減算されるようになっています。
日本の自動車免許は、減点法でポイントを減らしていきますが、中国では、例えばゴミを分別して捨てるとポイントがプラスという側面もあります。
(中略)
資本主義は貨幣を軸に回ってきたんですが、今後はデータによって、さまざまな価値(信用だったり、それは善行なのかもしれないですが)が共有され、交換される社会が到来するかもしれません。
こんなことを慶應大宮田裕章教授(医療政策)が言っています。

明治期の実業家で「日本資本主義の父」と言われる渋沢栄一は、お金を稼ぐのがうまくても、そこに人としての道が備わっていなければ長続きしないという意味のことを自著「論語と算盤(そろばん)」で言っています。

渋沢は、中国の孔子の教え「論語」と、実業である「算盤」は、事業を遂行する上での車の両輪と考えていて、どちらが欠けても長続きしないと考えました。
日本の資本主義が欧米の資本主義と異なり、「羽目を外さなかった」のは、渋沢の教えがあったから。

中国は社会主義なのか資本主義なのかわからないという人がいます。相対立する制度は矛盾し、やがて立ちいかなくなるという人はこれまで山のようにいました。
しかし現実は、米国を脅かすほどの勢い、とくに5Gという次世代デジタル社会で今以上に勢いを見せています。
米国はファーウェイを叩いて時間稼ぎをするぐらいしか打つ手がないのかという惨状。

中国は社会としての危うさを常に持ち続けながらも、渋沢が主張していた「論語と算盤」、つまり社会主義の理想と、資本主義の現実を車の両輪として、信用評価をシステムとして回していくことができるポスト資本主義社会に移行する可能性があります。

参考
中田敦彦史上No.1書籍!渋沢栄一「論語と算盤」〜日本資本主義の父が語る成功哲学〜①(YouTube) - 人間観察法。道を掃除している人を見かけた時、なぜ掃除しているか「(動機)を見なさい」。その人が、「何に対して満足しているかを見なさい」。
「ポスト資本主義? -超管理社会には賛成できないが、新たな可能性も生まれつつある中国-」“NHKクローズアップ現代(2月12日放送)で、伝えきれなかったこと”(note)

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