2019年01月06日

人口17万人の弱小地方都市を全国にPRする方法

出雲大社島根県出雲市

年末の紅白に加え、新年の箱根駅伝が正月番組の定番になりました。

箱根駅伝視聴率、歴代1位に(毎日新聞)
関東地区の平均視聴率が、2日の往路は30.7%、3日の復路は32.1%だった
(中略)
関西地区の平均視聴率は2日が15.8%、3日が19.5%。
関西は低いですが、関西出場枠をつくればもっと上がると思います。

学生三大駅伝比較によると、正月の箱根のみならず、出雲駅伝全日本大学駅伝も全国中継され、視聴率は10%稼いでいます。

しかしなぜ、学生三大駅伝の一つが、人口17万人の出雲市主催なのか。
秘密は、当時の出雲市長にありました。

政治家よ 国造りのコツ、古事記に学び“天岩戸”を開け 編集委員・安本寿久(産経WEST)
発案者は、その年の4月に出雲市長になったばかりの岩國哲人氏だった。米大手証券メリルリンチ社の副社長から郷里の市長に転じた岩國氏は、財界の人脈をフル活用してスポンサーを集め、就任半年で同駅伝を実現した。
三つの駅伝のうち、出雲駅伝が最も新しく1989年生まれ。

“一大ビジネス”箱根駅伝、人気の秘訣と経済効果?巨額スポンサー料、大学の宣伝効果…(ビジネスジャーナル)
箱根駅伝が現在のように「ショー化」したのは、1987年に日本テレビが中継を始めた頃からといわれている。
(中略)
一説によると、優勝大学をスポンサードした場合の宣伝効果は、「60億円」ともいわれている。
岩國氏はショー化した箱根駅伝を見て、出雲市を全国にPRするために出雲駅伝を発案したかもしれません。
参加校ですら60億円の宣伝効果がある場合があるのですから、大会名である「出雲」の宣伝効果は、とてつもない金額になるでしょう。

都市規模で言うなら、人口54万人の姫路市に比べると3分の1しかない出雲市ですが、やったことはとてもかないません。
アイデアと実行力に、都市規模は関係ないということです。

参考
有望な駅伝ランナーが関東の大学に向かう理由(372log@姫路)
ファッション都市の作り方(372log@姫路) -世界的なファッション都市・ミラノは、1960年代まで工業都市ではありましたが、多くの人を魅了するという街ではありませんでした。そこで、「ファッション都市になろう」と決めたそうです。(ブログより)

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