2012年06月13日

メタンハイドレート発見か? 兵庫県・香住沖



日本近海に豊富に眠ると言われる資源・メタンハイドレートの調査が、兵庫県の日本海側で行われています。

メタンハイドレート 但馬沖、県が共同調査(朝日新聞デジタル)
「燃える氷」と呼ばれ次世代資源として期待される「メタンハイドレート」の鉱床を日本海で探す調査に、県が民間のシンクタンクと共同で乗り出した。
(中略)
今月4~6日に兵庫県沖の日本海を魚群探知機を使って調査。香美町香住区の100キロ以上沖の海底から何かがわき上がっている様子を確認した。このため、11~13日の日程で再び調査している。
姫路であった独立総合研究所青山繁晴氏の講演では、太平洋側よりも日本海側のほうが採取が容易とのことでした。

講演では、但馬で採取した燃料を使って姫路に発電所を造るというアイデアも話されていたので、現代版「銀の馬車道」となるやもしれない大変期待を抱かせる話です。

「何かがわきでている」というのは、いったい何なのか!
わくわくする話です。

参考
資源大国日本へ。姫路にメタンハイドレート火力発電所の可能性(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00│Comments(4)社会
この記事へのコメント
・こんばんは。miki様のブログをいつも拝見している者です。

・メタンハイドレートですか。可能な限り開発を進めていくべきだと私も思います。(他、石油・天然ガス・希土類金属も領土内(問題を抱えている所以外でも)にかなりあるとの噂も)理想は、自給できる資源を増やしたり、反対に輸出できたらいいなと。

・そういえばマスコミさんはCO2と地球温暖化の話ばかりされていますが、これについてはどのような反応をされるでしょうかね。日本に資源の可能性がちょっと浮かび上がると今度は「メタンは二酸化炭素の21倍の温室効果が」とほざくのでしょうか。(CO2どころかメタンにも地球温暖化の原因ではないとの説も有力になりつつあるそうですが)
Posted by こだま at 2012年06月13日 18:17
こだまさん

コメントありがとうございます。
メタンハイドレートについては、いろいろな意見があるみたいですが、日本近海に豊富にあるかもしれないという点からも、有効利用できればいいのですが。
Posted by miki at 2012年06月13日 20:39
メタンをそのまま放出すれば21倍ですが、メタンを燃やせば(≒動力や熱を利用)、二酸化炭素と水になります。

メタンがほとんど放出されることなく採掘できると仮定すれば、ですが、天然ガスの置き換えであれば、温暖化ガス排出量はほとんど変わらないということになります。
というのもの、天然ガス(LNG)の大部分がメタン成分ですから。ちなみに今の設備が利用できるようにメタンハイドレートから天然ガスをつくる計画のようです。
また、天然ガスの方が石油よりもCO2排出量は少ないようですから(例えば発電1キロワットあたりのCO2は、石油火力が0.7に対して、LNGガス発電は0.48、LNGガスコンバインドサイクル発電は0.41だとか)、石油からの置き換えでも減ることはあっても増えることはないと思いますよ。
Posted by たー at 2012年06月15日 03:32
たーさん

コメントありがとうございます。
Posted by miki at 2012年06月15日 18:04
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