2012年11月20日

地方から国のかたちを変える ~戦後編~



大阪市長が、「地方から国のかたちを変える」とよくおっしゃいますが、姫路でも戦後、国に先駆けて行われた政策がありました。

商工業都市姫路(姫路市教育委員会「郷土史 ひめじ」)より
太平洋戦争が終わったとき、原惣兵衛姫路市長は、空襲で焼けた姫路を一日も早く立て直すには、周辺の市町村を合併して産業を盛んにすることだと思い、近くの町村に働きかけました。賛成者が少なかったので、市長は姫路市に進駐していたアメリカ占領軍の力を借りることにしました。
市長の話を聞いた進駐軍の代表ラモート中佐は、合併に賛成し、アメリカ軍の命令で、合併をおし進めることになりました。
戦後すぐの1946年3月、飾磨市、網干町、白浜町、広畑町、大津村、余部村、勝原村が合併しました。
国が町村合併促進法を制定したのが6年後の1952年で、姫路のように戦後すぐに町村合併をしたところはどこにもなかったようです。

その後も姫路市は近年に至るまで、さまざまな合併を繰り返してきましたが、播磨臨海工業地帯を形成することになる沿岸部との合併こそが、現在の姫路市の基礎になったと思います。

参考
原惣兵衛(上郡町・上郡ゆかりの偉人) - 大正・昭和期の政治家。衆議院議員(当選6回)の後、姫路市長(昭和18~21年)を務める。戦後、姫路市・飾磨市外6町の大合併を行う。上郡村竹万の生まれ(記事より)

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