2011年12月18日
しろまるひめ。おいしそう
城には何の興味もない人が、初めてお城を見学し、それが修理中の姫路城だったというレポートが掲載されていました。
修理中の箱入り姫路城見学(デイリーポータルZ)
私は城素人なので、目的地である天空の白鷺に着くまでに、石垣であったり、塀であったり、忍者であったり、見るものすべてに感心してしまい、なかなか目的地にたどり着かない。この手記には、城マニアではないほとんどの世間の人たちに姫路城をアピールするヒントが隠されている気がします。
歴史とか建築の知識がなくてこれだけ楽しいのだから、そりゃ城マニアが多数存在する訳だ。
(中略)
「せっかく姫路に来たのだから」というだけの理由で見に行った姫路城だが、想像以上に楽しめた。歴史小説の一冊でも読んでみたくなるくらいにだ。まだ読んでないけど。
天守閣が覆われず、すっぴん状態で初めて見学するときは、大手門から入ったときに、圧倒されて大天守以外のものはあまり目に入らない状態で、大天守をひたすら目指してしまいがちです。
姫路城大天守を写真ですら意識して見たこともない、という人の場合は、現在の箱入り状態であれば、大天守に目を奪われずにさまざまなところに見るべきものを探してしまうのではないかと。
考えようによっては、天守閣が覆われているいまこそ、初めてお城を見学するにはいいタイミングではないかとも思われます。
ちなみに私がこのレポートの中で、一番同感だったのは、「しろまるひめ。おいしそう」でしょうか。しろまるひめを見て「姫路の特産品に大福あったかしら?」と言っている人を見たことがあります。
参考
「箱入り」でも入城者回復傾向の姫路城(372log@姫路)
秘すれば花、秘せねば花なるべからず(372log@姫路)
Posted by miki at 00:00│Comments(0)
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