2007年05月30日

無限の可能性を秘めた姫新線。始動!

無限の可能性を秘めた姫新線。始動! JR姫路駅近くを走る姫新線

近所にJR姫新線が通っていて、ローカル線のいい雰囲気を醸し出しているのですが、まもなく姫新線は生まれ変わる模様です。
姫新線には来年度新型車両が登場。再来年度には、高速運転を開始し、姫路-上月間が18分短縮になります。最高時速も85キロから100キロへ。

JR姫新線、高速化事業が本格化(神戸新聞)

新型ディーゼル車両は、JR山陽線の普通電車並みの加速性能があるようなので、今後とも電化する意味はもうありません。
またディーゼル列車は電車と異なり、発電所、変電所、架線など電気系統の地上設備が不要。輸送量が小さい路線では、経済的で環境負荷が少ないこれからの鉄道。そもそも電化すると、架線が目障りで美しい街並みも台無しになります。景観を考えて電線を地中化する話を耳にしますが、最初から電線がいらないのですから、わざわざ架線を引いて電化するなんてめちゃくちゃもったいない話です。ディーゼル車両の高性能化とともに「美しいディーゼル列車」の時代がやってきたのです。

姫新線の魅力はディーゼルだけではありません。概して車両が短くワンマン運転でほとんど無人駅。車両が短いと、ホームを歩く距離も短くてすむし、無人駅のため改札が不要なのも快適です。
新型車両にするなら、自転車の持ち込みもできるようにして、また改札口もいらないんだから駅舎も取っ払ってしまって、道路から列車への乗り降りを自由にできるようにすればいいと思います。

パークアンドライドといって、車や自転車で駅まで行き、鉄道を利用するしくみが宣伝されますが、自転車で駅まで行き、列車に乗せれば、降りてからも自転車が使えるので、何倍も便利になるし、この組み合わせならかなり広範囲に自転車で行くことができます。
パークアンドライドで問題になる広大な駐車場や駐輪場の問題もありません。オランダでは当たり前のように列車に自転車を乗り入れてますし、ホームを自転車で走ってます。

熊本電鉄など日本の私鉄でも自転車持込みができるところがあり、好評なようです。

参考
「自転車のまちづくり」を目指して(財団法人 シマノサイクル開発センター) - ヨーロッパの多くの国では、分解や折り畳みをせずに自転車を鉄道に乗せることができます。このため、自転車と鉄道利用を気軽に組み合わせて長距離の移動やレジャーを楽しむライフスタイルが定着しています。(記事より)
高性能ディーゼルで行こう(ひめナビブログ)
姫新線を世界最先端にする秘訣(ひめナビブログ)
姫新線姫路上月駅間電化促進期成同盟会 - 電化を促進するなんて時代錯誤。「姫新線を世界最先端にする会」にしたらどうだろう。

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)鉄道
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