2007年05月09日

「いい人」で「戦略がない」のがブランド

「いい人」で「戦略がない」のがブランド 鶏足寺(姫路市打越

姫路生まれの牛尾治朗さんが、こんなことをおっしゃってます。

世界の「日本ブランド」を維持する:牛尾治朗氏の日本観(上田義朗セミナー)
「戦略性はないけど、いい人の集団で、几帳面で現場が大好き。しかも歴史という文化的な深みと奥行きがある。そういう日本人の本性こそが、実は世界のなかでの確固たるブランドになっているんです。僕はそれを一番言いたい。」

これの典型が播磨人だと思うんですね。「戦略性はないけど、播磨人の言うことなら信用できる」とか「播磨人はいい仕事をする」とか、「播磨の商品なら値打ちがある。価格だけのものはあるはず」というのは、これみんなすごいブランド力なわけです。
あまりにも謙遜する必要はないし、主張もすべきでしょうが、しかし基本は「人を裏切らない」「こつこつと」「真面目」「丁寧」そういうことなんですよね。

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Posted by miki at 00:00│Comments(2)文化
この記事へのコメント
なっとく。

私の会社でも技術は技術だけ事務は事務だけの業務になっています。
技術者は几帳面で現場が大好きなんですよね。
精度がいいからその点では安心しているんですが、相乗効果が・・・。
Posted by TAI at 2007年05月16日 11:51
TAIさんへ

コメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by miki at 2007年05月16日 19:33
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