2008年08月06日

想像を超えて走り続ける学校法人



姫路のネタじゃないのですが、母校・立命館の話題。

広大、立命大と協力協定 平和中心に交流、単位互換も(NIKKEI NET)
広島大学と立命館大学は4日、広島市内で包括的な協力協定を結んだ。今後、「平和研究・教育」を中心とする分野で連携し、世界に発信する平和の拠点づくりや平和分野での人材育成に取り組む。
これまでにも京都大なんかと提携してたので、今更驚きもしません。むしろ、平和研究なんていうのであれば、懐かしく思うくらい。

しかし、これは?

協定:立命館が日商と 小学校から大学院、法人全体で初の試み /京都(毎日jp)
学校法人立命館(中京区)と日本商工会議所(日商、東京都)はこのほど、国際的な人材育成と地域経済の活性化などを目的に連携する協定を結んだ。日商は過去に法政大明治大商学部と同様の協定を結んでいるが、小学校から大学院までを含む学校法人全体との協定は初という。
なんかもう、わけがわからなくて、理解不能。でも、相変わらず頑張ってるなぁとは思います。

立命館で学生生活を過ごしたのはかれこれ20余年前。当時は私立伝統校の中ではもっとも元気がありませんでした。東の上智大学と並んで、彗星のごとく現れた京都産業大学に完全に押されていました。当時、関西六大学リーグの分裂騒ぎがあったのは、私立伝統校の京産大に対する危機感があったと言われていました。

しかしその頃、すでに立命館内部で改革の中期計画は進んでいたようで、ゼミの先生もそれを口にしていました。
京産大の戦略についても研究していたみたいで、後に「京産大の伸びが止まったのは、打つ手がなくなったから。打つ手は続けないといけない」とおっしゃってました。
確かに、立命館のほうは改革の手を出し続けて20年以上。未だに止む気配はありません。

改革はするだけでは駄目で、し続けることが大事なんですね。ブログを書くのと同じで、続けるのはなかなか大変ですが・・。

P.S.
立命館の知事リレー講義で、何故か石見市長も講義してますが、「姫路の財政状況は悪くない。財政力指数では全国20位、経常収支率は中核市39市および候補市11市の計50市のなかで3位。公債比率では全国30位」とのこと。

参考
〈学長力〉国際社会ニーズに対応 立命館大学 川口清史学長(asahi.com) - 大分の山奥にアジアの留学生が半分を占める大学を計画した時に、さすがにそれは無茶だろうと思いました。あの時点から母校は自分の想像を超えてしまって、ついていけなくなりました。
京大と立命大が包括協定 「基礎」と「応用」連携(京都新聞)
立命館大と山形大、包括的な協力協定(asahi.com)
松竹・立命館・京都府が連携、松竹が立命館の学生を受け入れ(文化通信.com)
富士通、立命館が産学連携 ITでの人材育成で(47NEWS)
立命館大学と日立グループ、産学連携の協定を締結(japan.internet.com)
立命館大と野村證券、金融教育で連携(JCASTニュース)

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります


同じカテゴリー(学校)の記事
 子どもにだけ「カンニングするな」は時代遅れ (2022-01-30 18:00)
 姫路でも母校がなくなる (2022-01-16 02:28)
 オッサンが知らない[人気大学]2020 (2020-01-18 11:42)
 地域にとって、じつは大事な高校の存在 (2020-01-09 21:27)
 地方の高校生 (2019-12-11 21:43)
 姫路と高砂にまたがる、大的中学 (2019-09-21 04:09)

Posted by miki at 01:33│Comments(0)学校
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。