2018年09月30日

誰でも、地方にいても、行きたい大学にいくことができる



全入時代といわれる大学入試。
しかし、行きたい大学に誰もが入れるわけではありません。

たとえば、東大に行きたいと思っても、誰もが行くことができるわけではない。
それなりの環境が必要じゃないか。田舎にいては無理じゃないかと思う人は多い。

「地方出身の東大生」の勉強法が本質的すぎた(東洋経済オンライン)
彼ら彼女らは1冊の教科書を何度も何度も読み返す勉強をしている
教科書を読むことがいかに重要か。
数学者の新井紀子さんも、教科書を理解することの重要性をおっしゃっています。

AIに負ける子どもたちの読解力 次世代への危機感と思い(教育新聞)
教育関係者をはじめとする多くの人々の注目を集め、さまざまなメディアでも取り上げられ、ベストセラーになっている本がある。『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社刊、新井紀子著)だ。
著者の新井さんは「日本の中高生の多くは、中学校の教科書の文章を正確に理解できない」といいます。

そして、いまはやりのAI(人工知能)も、教科書を正確に理解することが苦手とも。
AIは将棋は強いけど、教科書に書いてあることの意味を理解することが苦手。
問われたことの答えをインターネット上から探してくることはできるようになったけど、探してきた(たとえば)wikipediaに書いてある説明の意味を理解できない。

結局、教科書を正確に理解できる読解力をもつ人間にはかなわない。
逆にいえば、教科書を正確に読解できる人間は簡単に失業しないと。

AI時代がやってくる。これまでの勉強の延長線上では駄目かもしれないと、右往左往してもしかたない。
教材はすでに目の前にある。それは田舎に住んでいても同じというわけです。

参考
山本七平賞に新井紀子さん(産経ニュース)

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)学校
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