2016年10月09日

播磨と摂津の国境。経営が苦しい神戸電鉄粟生線

神戸電鉄粟生線

播磨を走る神戸電鉄粟生線が存続のピンチ。
年間10億円の赤字が大きな負担になっています。

神戸電鉄粟生線、存続に黄信号 - 年間10億円の赤字(マイナビニュース)
鈴蘭台駅付近に急勾配を持ち、沿線は丘陵地帯のため山岳路線ともいわれている。電力を使うし、車両の走行性能も高い。つまり運行コストは高めだった。
播磨と摂津の国境は険しい地形。
そのため、ここを通過する交通網はいずれも高コストになりがち。
JR神戸線山陽電鉄は海岸沿いぎりぎりを走り、山陽新幹線神戸市営地下鉄西神延伸線にはトンネルがあります。

JR神戸線須磨駅-塩屋駅

粟生線が万一廃線ということになれば、地域に与える影響は甚大。鉄道のあるなしはイメージの上でも大きな差があります。

参考
播磨とは(372log@姫路)

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Posted by miki at 17:48│Comments(0)交通
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