2014年09月21日

大阪御堂筋、姫路、加古川。対面通行化するのは?

国道2号と並走する、西行き十二所前線姫路市東今宿

一方通行の国道は、関西では大阪御堂筋、姫路中心部、加古川中心部だけ。
その一角が変わります。

一方通行45年 国道2号が対面化へ 加古川市中心部(神戸新聞NEXT)
全国の国道で初めて一方通行となって45年を迎える
(中略)
市中心部の国道2号は、市が加古川駅を中心とする道路構想の中核で、拡幅されれば建物の高さ制限が緩和され、大きなマンションや商業施設が建てやすくなる。
加古川では交通量増加で拡幅が必要になり、これにあわせて対面化するようです。

姫路はどうか。
拡幅無しに対面通行に戻す選択もありうる気がします。

もともと、交通量が多いので一方通行化したわけで、拡幅なしに戻せば渋滞が増える可能性はあります。
ただ、一方通行化した当時は姫路バイパスが無かったので、街をスムーズに通過させることが最大の目的だったと思われます。

街中移動の道路という観点から見れば、逆に一方通行が故の無駄な移動も、あるように思います。
例えば、東に行きたいのに、一旦西に走ったあと北へ回ってから東に行くなど。
一方通行のおかげで2回も右折するわけで、東西交通だけでなく南北交通の渋滞原因にもなります。
現在は、東西より南北渋滞のほうが問題が大きい。

他からクルマで姫路に訪れる人に対して、道がわかりやすいことも大事。

知らない街を訪れる際、国道などの主要道路は目印であり頼りにする存在。
それが一方通行で、不本意にうろうろさせられたのでは、近づくのもいやになります。

一方通行の国道(国道系。)
世田谷の経堂あたりは一通の魔窟として有名である。確かにこのあたりでは、都道118号とか423号とか偉そうな名前の道が、狭っ苦しい一方通行であったりする。本職のタクシードライバーですら恐れるくらいであるから、初心者ドライバーは近寄らぬに越したことはない。
私も、東京・世田谷の住宅街に迷い込み、偉い目にあったことがあります。
確かに二度と近づこうとは思いません。

姫路に対しても、そういう目で見ているドライバーがいないとも限りません。

姫路バイパス開通後、国道2号線の対面化論議はときどき耳にしていましたが、加古川の対面化で再び論議が活発化するのではないかと思います。

参考
国道一方通行リスト(KOKUDOU.COM)

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります


同じカテゴリー(クルマ)の記事
 播磨臨海道住民説明会 (2019-10-29 19:00)
 今と同じような車社会は続いているのか (2019-09-14 20:09)
 ステップワゴンからN-BOXに乗り換える、日本市場の現実 (2018-10-23 00:00)
 姫路で「脱・クルマ依存」しませんか (2018-10-08 00:00)
 きっかけは姫路。世界初自動運転タクシーの営業走行 (2018-08-29 21:35)
 給油所激減。過疎地に四駆電動軽トラを (2018-06-30 08:50)

Posted by miki at 00:00│Comments(1)クルマ
この記事へのコメント
加古川でしたら、比較的スムーズに流れている加古川駅付近の一方通行を拡張・対面化するよりも、イオン加古川付近の渋滞ポイントを何とかして欲しいと思うのでした。
Posted by たー@尼 at 2014年10月17日 21:46
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。