2013年07月18日

航空機燃料10分の1に。IHIがバイオ燃料、5年後生産開始

IHI

IHIが、藻を使ったバイオ燃料を量産します。

IHI、藻から航空機燃料量産 価格10分の1に 運航コストを削減(日本経済新聞)
IHIは藻を原料とする航空機向けバイオ燃料を量産する。現在のバイオ燃料の平均価格の10分の1程度で2018年にも東南アジアなどで生産を始める。
価格が10分の1というのですから、大いに期待できます。

高等植物の3~40倍の「収穫」が可能 最強のバイオ燃料、藻(1)(日本経済新聞)
高等植物でBDF(バイオディーゼル燃料)を作ろうとすればダイズが17GJ、ナタネが46GJ、アブラヤシが230GJだから、藻はそれらの3~40倍になる。
自動車用途にも広がれば、自動車の移動コストも抑えることができます。
とくに地方都市で、自動車の移動コスト圧縮は朗報と言えますね。

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Posted by miki at 00:21│Comments(5)企業
この記事へのコメント
二酸化炭素を吸った藻で燃料ができれば環境的にもいいですね
Posted by 堺町 at 2013年07月18日 12:59
藻ってすごいのですね。
IHIもすごい
Posted by miki at 2013年07月18日 21:06
あくまで、個人的イメージですが、
・自動車よりも航空機の方が高い品質を要求する
・従って、ガソリン車はともかく、ディーゼル車のバイオマス燃料として容易に展開できるのではないだろうか
と思えます。

ということで、日本でもディーゼル乗用車復権を。
ついでにMT車も(笑)。
Posted by たー at 2013年07月20日 22:55
以前はMTのほうがATより燃費が良かったと思いますが、
最近見たある車のカタログでは、MTよりATのほうが燃費が良かったと思います。
ECO全盛のいま、MTは完全に趣味化してる気がします。
Posted by miki at 2013年07月25日 23:21
>ECO全盛のいま、MTは完全に趣味化してる気がします。

日本や米国などではそうですね。
ただ、欧州ではまだまだMTの方が人気が高いようで、ディーゼル乗用車やMTが一般的な欧州がうらやましい限りです(笑)

ちなみに、先日「輸入車が熱い。欧州車が総攻撃」のエントリで紹介しました up! に搭載されている ASG は自動変速ではありますが、一般的なAT(トルクコンバーター式AT)や、CVT(無段階変速)ではなく、MT派生の機構だったりします。ASGは独語の頭文字ですが、英語にしますと Automated Manual Transmission (自動化されたMT)だとか。

また、先日発表された、ハイブリッド車の中でもっとも燃費の良い、フィットハイブリッドに搭載されているDCT(Dual Clutch Transmission)も、AT/CVTより、MTに近い機構だったりします。
Posted by たー at 2013年07月30日 23:58
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