2013年04月13日

歴史と伝統。神戸市西区の播州秋祭り


神戸市岩岡神社秋祭り20121007 新調された野中のたいこの練り込み(YouTube)

人口150万人を誇る、大都市神戸灘区須磨区など9つの区に分かれていますが、最も人口が多いのが西区(25万人)です。
西区は、神戸の中でもとりわけ歴史と伝統の宝庫です。

西区の歴史(神戸市西区)
明石川流域の低地は近畿地方で最も早く稲作文化が根づ いたところです。玉津吉田遺跡や周辺からの出土品を吉田郷土館で見ることができます。玉津町片山、櫨谷町青谷、平野町大畑・繁田、押部谷町養田・畑田・栄 など西区の低地に弥生時代の遺跡がたくさん発見されています。
播磨(播州)の一部でもあり、秋祭りも盛ん。

神戸市西区の伝統行事を紹介 区役所が写真集発売(神戸新聞NEXT)
西区は1982年、垂水区から西神地域を分区して誕生。ニュータウンも多いが、古くからある地域には特色ある祭りが数多く残り、秋になると都市部に出た若者たちが帰省するほどだという。
秋になると祭りのために帰省するというのも播磨の証ですね。

屋台の分布とその特徴(播州祭り屋台)
播州の秋祭りは、姫路市から高砂市の海岸部で行われる祭りが広く知られているが、これらの地域で見られる神輿屋根型屋台、反り屋根型布団屋台を主とする播州祭り屋台は、兵庫県の内陸部まで分布し、播州地方一円から丹波但馬地方南部、岡山県美作市まで広がっている。
屋台の分布図によれば、加古川以西は、布団平屋根屋台が広まっていて、神戸市西区の屋台もここに属します。

参考
文化の中心地は播磨(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)文化
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