2012年12月02日

寄付金に差。姫路城3億8300万円、二条城6600万円

二条城京都市中京区

姫路に比べると文化遺産の多い京都。でも悩みも多い。

二条城修復の寄付金低調、目標の1割止まり(YOMIURI ONLINE)
京都市が1月に始めた世界遺産・二条城(京都市中京区)の修復で、事業費に当て込んだ寄付金が不足し、工事が遅れ始めている。
目標では既に6億円が集まっているはずだったが、現状は1割止まりで、同様に寄付で復元・改修を進める名古屋城姫路城に比べ、著しく低調だ。特に地元の協力が薄く、市の担当者は「他に身近な文化遺産が多く、注目されなかったか」と困惑する。
(中略)
姫路城では寄付者の6割が姫路市民なのに対し、二条城は京都市民が1割だけ。
姫路城が3年間で5億円の目標に対し3億8300万円集まったのに対し、二条城は年間3億円の目標に対し、2年間の総額でも6600万円しか集まっていません。

京都は文化遺産が多いため、1つの遺産にかける想いが姫路ほどではないということなのでしょう。

姫路には姫路城しかないという人がありますが、同じ世界遺産でもそこに住んでいる人が想いを集めている世界遺産というのは、それはそれですごいと思えます。

それにしても目標50億円という二条城の募金額。京都も大変ですね。

参考
姫路城の修理に寄付。定額給付金を使う手も?(372log@姫路)

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Posted by miki at 20:51│Comments(0)文化
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