2011年09月18日

ANA、那覇の国際貨物ハブネットワークを大幅強化

ANA沖縄貨物ハブ 新・航空ネットワーク(ANA CARGO)

那覇空港が、国際貨物ハブ空港として東アジアの中で存在感を高めつつあります。

ANA 沖縄貨物ハブ事業拡張、ベトナム就航を検討(SankeiBiz)
全日本空輸が、沖縄・那覇空港をハブ(拠点)とするアジア貨物輸送事業で、新たにベトナムなど2路線の就航を検討していることが16日、分かった。現在10機の貨物専用機も2~3年後をめどに、3機増やすことを目指すなど、アジア貨物事業を大幅に強化する。
(中略)
同事業は、全日空の国内線ネットワークを活用し、地方空港を最終便で出発し、翌朝にはアジアの空港に到着する短時間輸送が特長だ。日本国内で製造した半導体部品を、アジアの組立工場に運んだり、通販商品をアジアへ輸出したりする需要を取り込んで、成長している。
那覇経由のANA航空貨物ネットワークは、日本やアジアの主要都市を22~24時台に出発し、翌朝5~7時台に各目的地に提供。さらに、「日本⇔アジア間」だけでなく、「アジア⇔アジア間」の輸送にも対応するとのことで、沖縄の地理的優位性が光ります。

参考
「アジアの元気を、つないでく」沖縄(372log@姫路)
国際貨物取扱量全国3位。沖縄が東アジアの拠点に(372log@姫路)
おかーちゃんのハブ空港議論。実は大当たり(372log@姫路) - 荷物は文句を言わないからハブ化が優位と書いてましたが、わが国最強の航空会社は、既にきちんと要を押さえていたのでした。「羽田ハブ化論議」というのは、政治ショーの色合いが強いのではないかという疑いが・・。ハブ空港をどこにするかというのは、国土交通大臣や地方の首長が決めるんじゃなくて、航空会社が戦略で決めるものです。(ブログより)


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Posted by miki at 00:00│Comments(0)航空
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