2011年09月12日

九州方面の航空利用定着。新幹線は値下げ検討

神戸空港

神戸空港の利用者が増えています。

搭乗者数、25万人超える 8月の神戸空港(神戸新聞)
神戸市は10日、神戸空港の8月の搭乗者数が前年同月比34・9%増の25万4485人に上ったと発表した。3カ月連続で前年実績を30%以上上回った。
(中略)
夏休みの需要増に加え、九州方面への新路線の定着が寄与したとみられる。
九州への飛行機利用が定着しているのが一つの理由。
一方で、九州新幹線は、九州北部地域で利用が低迷、値下げを検討しています。

九州新幹線、博多―新大牟田間を値下げへ 利用低迷で(asahi.com)
JR九州の唐池恒二社長は16日の定例会見で、九州新幹線の博多新大牟田間について、料金の値下げを検討していることを明らかにした。同区間の利用客が低迷しているためで、秋には値下げ幅などを決め、年内にも実施するという。
運賃は、選択される交通機関の重要な一要素。新幹線は便利ですが、運賃が高いのが惜しいところ。

参考
九州新幹線全通でも、飛行機利用が定着(372log@姫路)
姫路-鹿児島を「さくら」が直結も、運賃は値上げ(372log@姫路) - 問題はただでさえ高額な運賃がさらに値上げされること。もっとも安い運賃の自由席特急料金でも、姫路-鹿児島中央が20270円、姫路-熊本が16880円もすることです。(ブログより)


同じカテゴリー(航空)の記事
 欧州便開設、7つの国際空港開設で欧米の窓口になる北海道 (2020-01-26 10:48)
 誰も乗り換えたくない。空からの地方創生 (2019-12-23 00:57)
 地域の命運 (2019-09-15 00:00)
 空港の費用。兵庫県の場合 (2019-08-18 10:09)
 姫路駅から電車で10分の臨海部に、平らな土地が余っている (2019-07-16 00:00)
 神戸から松本・高知・出雲へ。フジドリームエアラインズ (2019-07-05 00:00)

Posted by miki at 00:22│Comments(2)航空
この記事へのコメント
好調な航空機に対して九州新幹線が低迷している、ということではなく、「JAL撤退などで落ち込んだ神戸空港の利用者が持ち直しかけている」と言う話と、「九州新幹線の九州北部の駅の予想が多少過大だった」と言う異なった話が混ざってしまっていると思います。

「九州便、新幹線に軍配 JRが飛行機逆転」(朝日新聞)、「関西-南九州は定着」航空はシェア3割減」(産経新聞)とのことです。

http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201109150029.html
http://www.sankei.jp.msn.com/economy/news/110917/biz11091712010006-n1.htm

熊本以遠は好調のようですので、駅の間隔は短く、もともと福岡などからあまり時間がかかっていなかったり、町の中心地から外れているようですから、利用しづらいということもあるのでそうから、通過してしまったり、在来線など他の手段を利用しているということでしょうね。朝日新聞の別の記事によれば、高速バスに流れているようです。

http://www.asahi.com/business/update/0912/SEB201109120034.html?ref=goo

神戸空港の利用者数について考えますと、今年度の4~8月の実績から単純計算すれば年間250万人で、2010年実績の223万人を10%以上上回る計算になりますけど、それでも、2010年度需要予測である403万人には遠く及ばないという状況になってしまいますね。
Posted by たー at 2011年09月17日 22:24
たーさん

コメントありがとうございます。
Posted by mikimiki at 2011年09月18日 20:58
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。