2011年07月10日

円高でグローバル化する日本企業

東証Arrows

急激な円高は輸出産業を直撃・・というのは、その通りですが、一方でメリットも大きい。

アジアに広げる円高メリット(ボイスプラス)
円高のプラス面はすぐに表面に出てくるわけではない。理屈で考えれば、円高は日本にさまざまなメリットをもたらすはずである。円高になれば海外の食料やエネルギーなどの資源を安く買うことができる。海外への投資がやりやすくなる。そして海外旅行などの費用も安くなる。
デメリットは各メディア一斉に報道されますが、メリットはやや控えめにしか報道されません。

外国企業の買収 20年で最多(NHK)
先月末までの半年間に、日本企業が外国企業を買収したり、出資したりした件数は、円高で買収などにかかる費用が下がったことから、前の年の同じ時期に比べておよそ30%増加し、この20年間で最も多くなりました。
(中略)
ことし5月には、「武田薬品工業」がスイスの大手製薬会社を1兆円余りで買収すると発表したほか、「東芝」が、スイスに本社を置く電力計のメーカーを1800億円余りで買収すると発表するなど、大型の買収が目立ちました。
お金を持ってる企業は貯めこむんじゃなくて、外国企業を買収したり資源を押さえたりと、円高の今こそやることがいっぱいあります。

ガラパゴス化だとか内向きだと言われることも多い日本企業ですが、円高をテコにグローバル化を進める必要がありそうです。

参考
日本は円高でも得をする?(372log@姫路)


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Posted by miki at 00:00│Comments(0)企業
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