2011年02月06日

特進が人気? 私立高校進学バトル

スーパー特進コース東洋大姫路高

自分自身は私立高校の受験経験がないのですが、大学が私立だったので今となっては私立校の気持ちはわかります。
昔からあったのですが、あらためて「特進」と呼ばれる特別進学コース人気の記事がチラホラ。

私立高平均倍率4.25倍 「特進」人気で過去7年最高(asahi.com)
私立高校の入試の平均倍率が、過去7年で最高の4.25倍になったことが24日、わかった。県私学協会が発表した。
最高は、93.90倍の明誠学院の特別進学コース3類で、こうした高倍率の人気コースが全体を押し上げたらしい。
地元姫路でも「特進」という名称に飽きたらず「スーパー特進」と呼ばれる、大袈裟な名称のコースの倍率が上がっています。

高校入試:県内私立高出願状況 1次募集、平均倍率3.45倍 /兵庫(毎日jp)
競争率が最も高いのは、須磨学園の3類理数で24・43倍。次いで▽滝川第二・特進L(18・48倍)▽同・スーパー特進L(15・83倍)▽東洋大付属姫路・スーパー特進(15・77倍)▽雲雀丘学園・選抜特進(14・58倍)--と続いた。
東洋大姫路は、「スーパー特進コース」が23年度「新設」ということで、その分余計に倍率が上がっているのでしょうが、選択肢が増えるのは良い面ですね。

自分が年をとったからというだけでもないのでしょうが、リーフレットに書いてある、「東洋大学の建学の精神である『諸学の基礎は哲学にあり』に基づき、在学中に多様な価値観を学習し理解するとともに、自己の哲学(人生観・世界観)をもつ人間を育成します」という大前提には惹かれます。
そのことと「スーパー特進コース、特進コース、総合進学コース、体育コース」というコース制とがどうつながるのかはよく見えませんが。

「東洋大学の教授陣により出前講義」もいいですね。高校で進路を決める時、大きな視点で考えて欲しいと思います。
少子高齢化社会というのは、若者がこれまで以上に元気を出して活躍しないと持たない社会。頭数が少ないですからね。
逆に言えば、大いに活躍できうる社会。それだけの力を持ってます。
彼らが育った環境は、我々の頃より圧倒的にいいですから、当然でしょう。

団塊の世代なんていうのは集団でしか何もできない人達だし、大したことありません。
今の中国を見ていて感じるのですが、要するにあれが経済成長を支えてきたと言われた旧来型の日本の姿。ご苦労さんでしたとは思うけど、それ以上のものでもない。若者には現在の環境にあった、さらなる発展(決して成長とは限らない)を目指して欲しいと思います。

参考
日本ハム・乾、西武・林崎の母校訪問(372log@姫路)
正夢の正体・東洋大創始者の実績(372log@姫路)
都心回帰(372log@姫路) - 東洋大学は、都心にキャンパスを移すことで人気急増。(参考


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Posted by miki at 00:00│Comments(2)学校
この記事へのコメント
大いなる田舎である姫路市の高校にも都会化の波が押し寄せてきましたね。良いことです。
Posted by 市民 at 2011年02月06日 22:56
市民さま

コメントありがとうございます。
Posted by mikimiki at 2011年02月07日 20:40
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