2010年12月30日

たばこ天国から一変? 急激に変化する日本



動きの遅い日本を尻目に、官民一体となって世界中で自国製品をセールスする韓国。日本より国の規模が小さく小回りが効くこともあって動きの速さには定評があります。
しかし、ある分野において、韓国よりも日本のほうが、急激に変化していることに気づいた韓国人記者がいました。

【コラム】「たばこ天国・日本」はない(朝鮮日報)
5年前、日本で1年間研修を受けた時、日本はまさに「たばこ天国」だった。
(中略)
しかし今、日本はあの時のあの国ではない。変化に関する限り、どの国よりも動きが遅い日本だが、たばこ文化だけは天地開びゃく以来の変化が進められている。
(中略)
日本人が街でたばこを吸わなくなったのは、罰金が怖いからではなさそうだ。路上喫煙禁止条例があるとはいえ、罰金を課さない地方自治体もかなり多い。罰金があっても、1000-2000円ほどで、取り締まりも厳しくない。しかし、歩行中の喫煙禁止は、時間がたつにつれ、文化として定着してきている。
韓国人記者は、日本に天地開闢以来の変化が起き、一部はそれが文化として定着しつつあると述べています。

栃木では全面禁煙のアパートを建てたところ大人気。完成前に全戸が契約完了になったそうです。

全面禁煙アパート人気 完成前に入居率100%(YOMIURI ONLINE)
「禁煙の制限付き」ということから、家賃を相場より安くする意見が住宅メーカーから出されたが、「需要がある」との判断から、周辺相場の月額6万4000~6万8000円に落ち着いたという。
建築した大和ハウス工業小山支店の小野高・集合住宅営業所長は「敷地内も含めて全面禁煙アパートは、当社では全国でも初めて。完成時の入居率100%は驚異的で、予想以上の人気に驚いている。首都圏でも広まる可能性がある」と話す。
近年、入居率がいいということでペット可のアパートが増えているようですが、同じ理由で、禁煙アパートも今後増えていくのではないでしょうか。

人気さえあるのなら、ペット可にするよりも貸し手のメリットは大きい。火災のリスクも減るし部屋も綺麗に維持できるのですから・・。

参考
世界一厳しい?路上喫煙1000円也!(372log@姫路)


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Posted by miki at 00:00│Comments(0)文化
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