2010年06月12日

何を海外に売り出すかが国家戦略。観光地も仕分け

世界遺産・歴史街道 スタディーツアー

中韓はじめアジアからたくさん日本観光に来てくれるのは、ありがたい。
でも、どこの観光地も盛況となるかは・・?

歴史街道推進協議会では、海外に何を売り出すかという観点も含め、関西の観光地を再編しようとしています。

観光地の「仕分け」(公私混同日記)
関西観光地を南北に大きく①紀伊半島、②世界遺産+大都市ルート、③琵琶湖北近畿というゾーンに分け、まず①紀伊半島は日本人としての精神文化を求める全国の方が温泉・自然など含めた長期滞在もできるエリアとして売っていく。
次に、②残る4箇所の世界遺産(法隆寺奈良宇治京都大津姫路城)と、指定にかなり近い位置にある2箇所(百舌鳥・古市古墳群飛鳥・藤原京)、さらには宿泊拠点としての大阪神戸をルート化し、これを世界に発信する。
あわせて③北部の琵琶湖や北近畿のエリアは主には京阪神向けに、歴史だけではなく色々な体験ができるエリアとして位置づけていく。
(中略)
「近つ飛鳥と遠つ飛鳥」「奈良で仏像を堪能する」「源氏ロマンの宇治と伏見山崎」「姫路城・書写山瀬戸内の魅力」など、計10本のテストツアーを実施した。
歴史街道推進協議会の井戸さんは、前原国土交通大臣溝畑長官に、「国として何を海外に売り出すかを地方任せにしている阿呆な国は、世界広しと言えども日本くらいのもの。」と言ってるようです。

要は、「観光地も仕分けをしろ」と。

「写真は引き算」と言われることがあります。
撮りたいものを何でもかんでも画面に入れてしまうと、何を撮りたかったのか、見た人にわかりにくい。
撮りたいものを画面に入れて、それ以外のものを入れないことが大事だというのです。

日本に来たらこれ、関西に来たらこれを観てくれという発信のしかたの重要性を言ってるのでしょうね。

参考
関空発、関西の世界遺産を巡る5泊6日の旅(372log@姫路)
フレーミングの基礎(我が道を行く写真道) - 写真による表現を考えるとき、必ず登場するのが「写真は引き算」という言葉です。誰が言い出したのか知りませんが、何度も読んだり聞いたりした言葉です。これこそ、写真による表現の特徴を、それも表現する側の考え方のポイントを的確に表した、おそらく最高の言葉です。(記事より)

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Posted by miki at 00:16│Comments(0)観光
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