2010年06月02日

草刈りをしていて考えたこと。ガソリンと決別する快適



子ども会の関係で、町内の広場の草刈りをする機会があり、草刈り機を使いました。
ガソリンエンジンを回して円盤状の鋸を回すのですが、暖かくなってくるこの季節、長時間使っているとガソリン臭やらなんやらで、頭が痛くなってきます。

とくに地方都市では、日常の足として自動車を使う人が多くいますが、ほとんどの場合、ガソリンを使っています。最近の車は機密性がいいし、エアコンも完備しているので、あまりガソリンを意識することは少なくなりましたが、ガソリンスタンドに行ったときは、「ガソリン」を意識しないわけにはいきません。
とくに最近は、セルフ式が増え、静電気除去シートに触れてから給油するなど、「ガソリン」を意識するシーンが増えました。

しかし、世の中にはガソリンの臭いが苦手な人はいるし、苦手ではないまでも、ガソリンスタンドに行くのがあまり好きでない人は多いのではないかと思います。

最近はエコカーがブームといわれ、ガソリン車をベースにでっかいバッテリーを積んだハイブリッドカーが売れています。しかし、これとて、ガソリンと縁がなくなったわけではありません。

しかし、電気自動車は・・

まず、ガソリンスタンドに行かなくてかまいません。自宅で充電するだけなら、充電ステーションにすら行く必要がありません。
電気自動車には、エコだ、環境だと言われてあまり脚光を浴びてない側面、つまり「ガソリンと縁を切ることができる」という面があります。これを、快適だと思う人は少なくない気がします。

一方で、私は、地方生活者にこそ電気自動車は普及すると考えています。その理由とは・・

1 一戸建てが多い
 自宅で充電できるといっても、マンションなどの共同住宅に住んでいる新し物好きが、率先して電気自動車に買い換えようとしても、充電設備を取り付ける時には簡単にいかない気がします。
 その点、一戸建てが多い地方生活者は、取り組みやすい。

2 近所のガソリンスタンドの廃業におびえなくていい
 ガソリンスタンドの廃業が多い昨今。1軒のガソリンスタンドの廃業で、遠くまでガソリンを入れに行かなくてはならなくなるリスクは、人口密度が高くない地方生活者が大きい。自宅をガソリンスタンド代わりにすること、つまり、電気自動車化によって、そんな心配はなくなります。

3 複数所有が当たり前
 地方生活者は、一家に複数台の所有は珍しくありません。ガソリン→電気という大変革は、ロングドライブ等の使い道によってはリスクが大きいのですが、複数台のうちの1台だけを実験的に先行させて電気自動車に換えてみるというのは、比較的気楽にできる気がします。
都会では駐車場の関係もあって複数台所有が少ない(参考)ので、リスクが大きい。1台しかない所有車を、電気自動車に換えてしまおうとは、なかなかいかない気がします。

電気自動車の普及は、ガソリン臭に敏感な女性や地方から始まるんじゃないでしょうか?

参考
3分間で50%充電できるEV超急速充電器、年度内に実用化へ(レスポンス) - 電気自動車(EV)にガソリンを満タンにするのと同じ程度の3分間で充電できる超急速充電器の技術開発に成功したと発表した。(記事より)
東芝姫路工場近くに、電気自動車用急速充電器(372log@姫路)
コンビニ新展開。電気自動車ステーション、アジア進出(372log@姫路)
静かで排ガスを出さない、電気バスで行こう(372log@姫路)
じわり浸透。姫路製・電動スクーター(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:13│Comments(0)クルマ
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